07/03/14 21:06:11
韓国軍当局が2020年を目標に戦略機動艦隊の建設を進めていることが確認された。
機動艦隊は7000トン級イージス艦6隻と5000トン級韓国型駆逐艦(KDX‐Ⅱ)12隻、
軽空母によく似た形状の大型上陸艦(LPX)2隻などで構成される。
特に強力な防空能力を持ち、世界で最も強力な水上戦闘艦に挙げられるイージス艦
を6隻保有した場合、米国・日本に次ぐ世界3位のイージス艦保有国になる。
軍消息筋は13日、「海軍で従来のイージス艦および5000トン級韓国型駆逐艦の建造
計画を2倍に増やした機動艦隊建設計画を進めている。早ければ今月末までに詳細な
計画を決定し、合同参謀本部などの上級機関に建議する予定」と語った。
海軍は特に、アジア最大の上陸艦である大型上陸艦の建造計画を、従来予定されていた
18年から14年に前倒しする案も積極的に検討している。
これは、中小型艦艇中心だった従来の海軍力が大きく変化することを意味する。また、
離於島・独島(日本名竹島)で発生し得る中国や日本との海上衝突や、海底資源を
めぐる海洋紛争に備える意味もある。
特に今回の計画は、中国が空母を建造する計画を進めるなど、韓国周辺諸国の海軍力
増強への取り組みに対処しようとする目的もある。
中国はイージス艦など6000トンから7000トン級の大型艦艇、新型の戦略ミサイル原子力
潜水艦の建造に拍車を掛けている。また、4年以内に空母を保有する可能性も非常に高い
とされている。また日本も、「こんごう」級(7250トン)イージス艦2隻を昨年建造し、6隻の
イージス艦を既に保有している。
韓国海軍は今年から12年までにイージス艦3隻を建造する予定であり、5000トン級韓国型
駆逐艦は昨年末までに6隻を建造した。
ただし、韓国海軍が計画通りに艦艇を追加で建造した場合、6兆ウォン以上(約7400億円)
と推定される予算と人員の確保が問題になる。軍当局は、予算確保のため、次期護衛艦
(FFX)、次期高速艇(PKX)など、一部新型艦艇の建造計画を大幅に縮小または延期し、
その予算を活用する方針だ。
ソース:朝鮮日報
URLリンク(japanese.chosun.com)
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