07/03/14 01:44:51
★政府、「現金禁止」原則破り北の要求に40万ドル支援
政府が離散家族画像再会のための装備購入名目として北朝鮮が要求した40万ドルを現金で直接支援することにした。
政府は10日、金剛山(クムガンサン)で行われた赤十字実務接触で北朝鮮とこのように合意し、3月末、これを北側に
渡すことにした。政府が北朝鮮に現金を公式提供するのは初めてだ。政府当局者は11日「北朝鮮が再会行事をする
ためにはコンピューター・大型モニターを含む画像装備と生死確認作業に必要なバス10台、乗用車6台などが必要だ
と知らせて来たので購入費用を与えることにした」と明らかにした。
政府はこれまで北朝鮮政府の資金転用を懸念して民間団体などの対北現金支給を厳格に統制してきた。特に政府が
交渉過程で北朝鮮がコンピューターと大型LCDモニターなどを要求すると「米国の戦略物資統制にかかる恐れがある
ため、中国などで現金で購入するよう」とドルを提供したとし、論議を呼ぶものとみられる。
現金40万ドルのほかに平壌(ピョンヤン)に画像再会センターを建てるのに必要な掘削機、貨物車など装備と建築材料、
冷暖房器具、ケーブルなど350万ドル相当の支援も要求した。政府はこれを受け入れ、今月末、対北輸送を始める。
北朝鮮は今回の接触で21日、金剛山離散家族面会所工事を再開するのに合意した際、現金と装備・資材は今月内の
提供を約束してほしいと粘ったものと伝えられた。
イ・ヨンジョン記者
(中央日報 2007.03.12 12:02:49)
URLリンク(japanese.joins.com)