07/03/13 21:06:57
グラフ:URLリンク(image.munhwa.com)
名前を変えようとする人々が増えている。去年改名しただけで10万人に迫る。昔は‘サム・
スニ’のように田舍臭い名前を変える場合が多かったが、最近は改名を通じて運命を
変えようとする人々が大部分だ。
13日最高裁判所によれば改名申請者は2003年4万8860人、2004年5万340人で緩い増加傾向を
見せ、2005年7万2833人と急増したのに続き去年は10万9567人に達した。改名に成功した人
も2005年5万3674人で去年9万8710人と大幅に増えた。わずか3年で2倍に増える有様だ。
改名が増えて名前をつけてくれる命名所と改名手続きを代行する法務士事務所も盛況だ。
ペク・ウンベク命名所代表は「過去には新生児の名前をつけようとする客が大部分だった
が、最近は客の30%は名前を変えようとする人々」と言った。
このように改名が大きく増えたのは、せちがらい世の中を氏名変更で乗り越えようとする
多数の市民たちの切迫した社会・経済的欲求が大きく作用したように見える。実際に過去
には語感が良くないとか‘ミジャ(美子?)’や‘スンジャ(淳子?)’など日本式の名
前が改名対象だったが、最近は名前と一緒に運命を変えようとする姓名学的理由が大部分
であることが調査で分かった。
先月‘パク・ボユン’と改名申請したパク・ヒョンギョン(女・31)さんは「2年前お父さん
が手術で亡くなり、去年は妹も痛みが多く、家族が大変だった」「運勢を見てもらったら、
私の名前のせいだと言うので、改名を申請した」と言った。
最近‘キム・スミン’に改名を申請した大学生キム・フィジン(女・22)さんも「私の運勢
は土気運が弱いので、名前に土気運を補うために名前を変える事にした」「20年以上使っ
てきた名前を捨てるには名残惜しいけれど、新しい名前が運勢に良いから就業もうまくい
くと期待している」と言った。
改名に厳格な原則を適用して来た裁判所も市民社会のこのような改名欲求を反映、改名要
件を大きく緩和させて来た。最高裁判所は2005年11月判決を通じて犯罪隠蔽や法的制裁回
避などの不順な意図がなければ、原則的に改名を許可するようにした。また、未成年者も
親の助けなしに改名を申し込むことができるようにし、戸主と家族が同時に名前を直すこ
とも許容した。
最高裁判所関系筋は「過去には社会秩序を害する恐れがあるという理由で改名を制限して
許可率が10%に過ぎなかったが、最近には90%に達する」「裁判所で申請者の証明資料を徹
底的に分析して犯罪連累事実がなければ許可している」と説明した。(後略)
ソース:文化日報(韓国語)‘氏名変えればうまく行くかな…’ 改名 急増
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