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■ジェトロが推奨ガイド本--仏
パリとその周辺にある和食や中華などのアジア系レストランは約6000店。
味や衛生面に首をかしげる例もあり、安心して足を運べる店の認定作業が始まっている。
和食では、1月に推奨日本食レストランガイド(フランス語版)が発行された。
正統派の日本料理と、食材や調理の仕方が実際の和食とは異なる店を区別するのが目的。
パリ周辺のジャーナリストらがつくる「日本食レストラン価値向上委員会」が作成、
日本貿易振興機構(ジェトロ)パリセンターが側面支援した。
家族とともにパリで日本料理店4店を展開するラオス人店主(52)
のすし店はガイドから漏れたが、人気店の一つ。
店主は「フランス人向けにみそ汁や焼き鳥は甘口にしている」と説明。
「以前は怒りだす日本人客もいた」と話すが、安さとボリューム、
気さくなサービスを売り物に店は繁盛している。
中華料理勢も、アジア系飲食店・ホテル組合(UCHRA)を結成して
「良質アジア料理」のラベルづくりに乗り出した。
■みようみまね我流も健在--露
モスクワでは健康食ブームの影響で「すしバー」などが乱立する。
中には、ロシア人好みにアレンジされたり、見よう見まねの創作料理を
本当の日本料理と思い込んでいる節がある。
在留邦人も多く居住する地区の日本料理店は値段も手ごろだが、邦人は敬遠している。
「焼きそば」(150ルーブル=約670円)には、ざるそばと同じそばが使われているが1番人気だ。
女性店員は「他店の日本人シェフの指導を受け、本物に近い料理を出しているつもり」と自信満々。
認証制度についても「日本から審査員が来るとうわさされているが、うちの店なら問題ない」と語った。
市中心部の高級日本料理店でビジネスランチを注文すると、西洋のコース料理のように、
みそ汁が恭しく出され、みそ汁を飲み干さないとメーンディッシュの「幕の内弁当」は出てこない。
エルミタージュ美術館に近いサンクトペテルブルクの高級ホテルの朝食に出されたみそ汁は、
明らかにみその分量が多すぎ、どろどろした“ゼリー”のようで飲めた代物ではない。
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