07/03/06 12:18:30
▽関連サイト:調査レポート全文(英語)
URLリンク(www.worldpublicopinion.org)
上記から、日本に関する箇所を訳出しました:
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日本は引き続き、世界でもっとも肯定的に見られる国の一つに挙げられた。平均54%の
人が、日本の世界に及ぼすに「肯定的」との評価を与えた一方、「否定的」と答えたのは
20%にとどまった。調査対象の27ヵ国中、24ヵ国が日本を「肯定的」と評価しており、「否
定的」としたのは2ヵ国のみで、五分五分とした国が1ヵ国だった。2006・2007両年度で
調査対象となった19ヵ国で比較すると、日本の得点は1ポイントの微減となった。
この日本への肯定的評価の例外となったのは、引き続き中国と韓国であり、両国では
日本への否定的評価が目立った。中国では昨年調査時に比べて「否定的」との回答が
いくぶん減少した(71%→63%)一方、韓国ではわずかながら増加した(54%→58%)。
全体的傾向には変化はなかったが、日本に対する肯定的評価はトルコ(42%→51%)、
フランス(47%→55%)、カナダ(62%→74%)、英国(57%→63%)で有意に増加した一
方、インド(48%→37%)とブラジル(73%→63%)ではいくぶん減少した。
中国・韓国での調査結果とは対照的に、他のアジア・太平洋地域の諸国での日本に
対する評価はきわめて良好であり、インドネシアでは84%、フィリピンでは70%、オース
トラリアでは55%が肯定的評価を与えた。インドでも肯定的評価(37%)が否定的評価
(16%)を上回った。
日本の影響力に対する肯定的評価は米国(66%)、ロシア(56%)、ドイツ(54%)、イタリ
ア(52%)でも引き続き高かった。日本への肯定的評価はレバノン(58%)、UAE(56%)、
トルコ(51%)など中東諸国でも高かったほか、エジプト(33%)でも否定的評価を上回った。