07/03/05 16:31:25
共同通信社・中国総局の関係者にとって、年に一度行われる中国の全人代・全国政協両会議は、
同社の年度報道の重点の一つであり、今年もその例外ではない。同社の渡辺陽介中国総局長は
次のように述べた。
毎年の全人代・全国政協の報道は、弊社中国局の通年における一大核心事業であり、具体的な
報道計画は年度当初にすでに決まっている。中国の国際社会における各分野での影響力が
不断に高まっていることから、中国での大きな事柄は、おのずと国際的な関心事となる。
両会議は中国の政策決定者たちが国の政策について議論する重大な会議として、年度全体にわたる
各事業に重大な指導的意義をもつものだ。このことから、両会議は、我たちにとって中国の
政策決定に関る重要な情報源となっている。
同社の中国総局は、3月1日から局全体を挙げて両会議の報道準備を整えており、毎日北京で取材した
各種情報を東京の編集部に送り、日本国内の人々のニーズに応えている。渡辺総局長はまた、
「実際、中国には情報を得るルートが多くある。しかし、我々はまだ不十分だと思う。中国からの
情報に対する日本のニーズが非常に大きいからだ。今年我々は、両会議期間中に行われる
あらゆる記者会見に一つ残らず参加するつもりだ。我々の通常報道も今年の両会議の重要議題を
中心にする」としたほか、「主に会議に出席した代表にインタビューする方法で情報を入手する
つもりだ。インタビューの時間はそれほどなく、会議の休憩時間か会議終了後、代表たちが
会議場を離れるときしかインタビューの機会はない。また、そのときには、多くの記者が
いっせいにインタビューをするので、ゆっくりと話を聞くことはなかなか難しい。しかし、
中国の代表たちはみんな我々の取材に非常に協力的だ」と述べた。(編集YS)
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