07/03/05 13:31:17 株 BE:416168257-DIA(113072)
「従軍慰安婦連行に旧日本軍の強制性はなかった」という安倍首相の発言に対し、米国も不満げだ。
ジョン・ネグロポンテ米国務副長官は2日、東京で行った記者会見でこのことについて質問されると「日本と
(この問題の)関連国の間には今後、前向きな進展が望まれる重要な協議事項が非常に多いのに、従軍
慰安婦問題が障害となる恐れがある」と述べた。
米国務省関係者は「日本政府は米国務省に対し従軍慰安婦事案に関する外交使節団を派遣した。早期に
議会に大規模な議員使節団の派遣を決めたことについて、韓国政府の官僚は非常に不快に思っている」と
述べた。この関係者は「日本の外交使節団はディック・チェイニー副大統領に会おうと試みたが、結局
会えなかった。日本は過去の歴史問題を直視しないため、主要外交懸案に問題が生じている」とも話している。
アメリカ国家安全保障会議(NSC)アジア局長を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)顧問も、
読売新聞とのインタビューで安倍首相が従軍慰安婦問題に介入することについて「歴史家に任せるべき問題で、
政治が介入すれば難しくなる」「強制性の有無に関係なく、被害者の経験は悲劇的で、日本の国際的な評価は
よくならない」と述べた。同顧問は「従軍慰安婦問題で日本が政治的に勝利することはない」との見方を示した。
一方、中国の李肇星外相は3日、北京で開かれた全国政治交渉会議の開幕式で質問に答え「両国関係は
肯定的な変化を経験しており、両国関係がさらに改善し、調和をなして暮らせるようになると信じている」と述べた。
非難の言葉はまったくない。これは温家宝首相が来月訪日するのをきっかけに、中国が日本との関係改善に力を
注いでいるためとみられている。
ワシントン=崔宇晢(チェ・ウソク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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