07/03/05 10:36:03
昨年、1万1754人の「偽の失業者」が42億700万ウォン（約5億2023万円）の失業手当を受け取っ
ていたことが分かった。
労働部は4日、昨年、失業者ではないにもかかわらず、失業手当を受け取った人が2005年の
9743人より20.6％増加した1万1754人だったと明らかにした。
このように不正に失業手当を受け取る人は増え続けている。2001年（4433人）に比べ3倍近く増え
た数だ。偽の失業者が急増しているのは、仕事を失い、失業手当を受け取る人自体が大幅に増
えたため。失業手当を受け取った人は2001年37万人だったが、昨年は76万人に及んだ。不正に
失業手当を受け取ったケースは、自発的に退社したにもかかわらず、解雇されたように申告した
り、失業手当を受け取るためには必ず一定期間求職活動をしなければならないにもかかわらず、
これをしなかった場合など。また、仕事を見つけた後も、これを隠したり、就職した日を遅く申告し、
失業手当を続けて受け取っていたケースもある。労働部のイム・ムソン雇用サービス革新団長は、
「建設現場の日雇い労働者に仕事を見つけた後も失業手当を受け取っていたケースが多かった」
とした。
失業手当は、勤労者が雇用保険に加入した事業所で最低180日以上勤務し、自己の意志でなく失
業した場合、失業する前の賃金の 50％を90240日間受け取ることができるというもの。労働部は失
業していない勤労者が故意に失業手当を受け取ったケースが摘発された場合、財産の差し押さえ
などにより、受け取った金額の2倍を徴収し、これに応じない場合、刑事告発するとした。
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