07/03/03 11:26:06
アメリカの新聞は、中国が、アメリカの軍事力に対抗するため、
長距離弾道ミサイルを搭載できる5隻の新型原子力潜水艦の建造を進めるなど、
急速に海軍力を増強しているとするアメリカ海軍の報告書の内容を伝えました。
これは、2日付けのワシントンタイムズがアメリカ海軍の情報機関がまとめた
報告書の内容として伝えたものです。この中で、中国は、射程が8000キロ
に及ぶ新型の長距離弾道ミサイル「巨浪2」を搭載できる「094型」と呼ば
れる最新鋭の原子力潜水艦5隻を建造しており、このうち数隻はすでに試験運用
が行われ、早ければ来年にも配備が始まるとしています。
さらに、報告書では「5隻を導入すれば常に弾道ミサイルを発射できる潜水艦を
運用できるようになる。中国は海を拠点にさらに強固な核抑止力を持とうとして
いる」として、中国の動きをけん制しています。
アメリカ軍は、新型原子力潜水艦はアメリカ本土への大きな脅威と受け止めており、
記事は、中国がアメリカによる軍事的な一極支配に対抗して軍備増強を進めている
様子をあらためて浮き彫りにする形となっています。
(NHKニュース)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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