07/03/01 11:19:55
長浜の園児刺殺:孤立は「中国人だから」 被告が友人に打ち明ける--公判 /滋賀
◇公判で証人尋問
長浜市で昨年2月、市立神照幼稚園に通う武友若奈ちゃんと佐野迅君(いずれも当時5歳)が
刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた鄭永善被告(35)に対する第6回公判が27日、
大津地裁(長井秀典裁判長)であった。車いすに乗って出廷した鄭被告は、床に寝転んだり
ツバを吐いた上に、トイレを要求する発言を繰り返したことから、長井裁判長が退廷を命じた。
午後は被告不在のまま公判が開かれた。
また鄭被告と同じ相談所を通して日本人男性と結婚して来日した女性(29)は、
「近所付き合いがうまくいかないのは、自分が中国人で、違う目で見られているからだ」と
鄭被告が漏らしていたことを証言。鄭被告は長女がいじめられていると悩み
「いじめる子が嫌で、できればその子を殴りたい」と話していたとも述べた。
この他、▽被告の長女らの年少時のクラス担任(26)▽近所に住む友人(34)
▽元夫のいとこの妻(46)--が証言した。
鄭被告は、拘置所を出る際に出廷を拒否したことから、車椅子に乗って法廷に現れたが、
終始、目をつぶって体をだらしなく投げ出していた。長井裁判長は再三注意をしたが
応じなかった。
【蒔田備憲】
毎日新聞 2007年2月28日
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)