07/03/01 10:09:01
野党ハンナラ党スポークスマンのナ・ギョンウォン議員は28日、
盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領がヨルリン・ウリ党を離党したことについて、
「歴代大統領の与党からの離党は、任期終盤に合わせ公正な選挙管理を行うという大義名分を持ったものだったが、
盧大統領の離党はむしろ、政治的な中立を放棄し政治活動に没頭しようとするものだ」と非難した。
ナ議員はこの日出したコメントで、「自分の政策がうまく行かないのを
大統領単任制（1期5 年のみで再選禁止）のせいにして憲法改正に執着し、
国民の苦言に耳を傾けるのではなく、逆に国民に罵詈雑言を浴びせ、独善さと傲慢さをむき出しにしている。
火の海になったローマを遠くから見ながら遊興にふけっていた暴君ネロを連想させる」と盧大統領を批判した。
そして、「大統領の政治的な中立や、中立的な内閣の組閣を求める声に対して、
“いつもの政治的攻勢だ。今まで政府が選挙に介入したり、
党派に偏った選挙管理をして問題になったことはない”と言い張っているが、国民はそうは考えていない。
残された任期の間、党籍を持たない大統領が選挙で中立を保つ考えが本当にあるのなら、
少なくとも中立的な内閣を組閣することで、その意思を国民に示してほしい」と求めた。
一方、ウリ党の徐恵錫（ソ・ヘソク）スポークスマンは、
「“大統領選”と“党利党略ばかりに固執する韓国政治の構造的な限界が、
大統領の任期終盤の離党という悪循環を繰り返しており、とても残念で複雑な思いだ。
大統領は離党こそしたが、ウリ党が持つ重要な価値である“国民のための政治を取り戻す”ことと
“平和統一の実現”のために、より安定的に国政に専念されることを今一度お願いする」と語った。
チョソン・ドットコム／朝鮮日報JNS
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