07/02/27 20:33:53
◇今年の国民所得2万ドル達せず、サムスン研見通し
【ソウル27日聯合】
サムスン経済研究所は27日、今年の国民所得は国内総生産(GDP)ベースで1人当たり2万ドルには
達しないとの見通しを示した。
ファン・インソン首席研究員は、今年の1人当たり国民所得が2万ドルを超えるには、対ドル為替相場が
1ドル=906ウォンとさらにウォン高に動かなければならないが、今年は925ウォン程度を維持するとみられ、
国民所得は1万9624ドルと、2万ドルには届かないと予想した。
サムスン研究所は、韓国経済の年間成長率を4.3%とみている。
昨年11月の半期別経済見通しで示した値から変わっていない。
ただ、上半期の成長見通しは4.1%に0.1ポイント上方修正され、下半期の見通しは4.5%に0.1ポイント
下方修正された。
ファン研究員は、上半期は不振と考えていたが、米国をはじめ世界経済が予想よりも良く、
ドルもやや上がったほか、北朝鮮核問題が交渉段階に入ったことなどが影響したと説明した。
サムスン研究所は最近の景気下降の主要要因として、国内消費の低迷が続く中、輸出活力も弱化していることを挙げた。
四半期別の成長率は、第1四半期3.9%、第2四半期4.4%、第3四半期4.4%、第4四半期4.6%と予想している。
変動幅は0.7%でとどまる見通しで、これは経済の回復力が弱い証拠だと指摘した。
ソース:聯合ニュース
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