07/03/01 18:32:56 jYymEw7h
>>700
このスレ初めての方の為に再投下させていただきます。COPYFREEです。
改訂版(FreeCopy)
韓国の経済破綻の影響についてですね。
まず、破綻後のプロセスについてお話しましょう。
ここでは、デフォルト(債務不履行)を、起こした場合についていくつかの形態が考えられます。
通貨がデフォルトした場合、その中央銀行はIMFの管理下に入ります。
ここでG7など主要国の常任理事とそれ以外の国の非常任理事により緊急の理事会が
開かれて、総会に対し議題が提出されます。
ここで、総会が開かれ、参加国の出資比率に応じた投票が行われます。
韓国に対しスワップ協定により日本から100億ドル+30億ドル相当円
周辺国から90億ドルの援助をすることになります。
内訳、中国から40億ドル・マレーシアから15億ドル・フィリピンから15億ドル
インドネシアから10億ドル ・タイから10億ドル 合計220億ドル
(内、IMFを経由しない直接援助20億+30億ドル、周辺国18億ドル 計68億ドル)
URLリンク(www.mof.go.jp)
URLリンク(www.mof.go.jp)
ここで、総会が、債権の放棄や棚上げ及び緊急融資を認めるかが焦点になります。
企業破綻で言うところの、民事再生や会社更生か破産かの違いといったらよいでしょう。
民事再生や会社更生の場合、業務は継続され、再生計画に基づき、負債を払っていきます。
破産の場合、管財人が企業の持つ資産を全て売却して、債権者に債権比率のあわせて
返済をしていき、その会社は営業を継続できなくなります。
ここでIMFが緊急融資などを含む援助を認めた場合について考えます。
この場合、ウォンの流通が継続され、IMFの管理の下、中央銀行は営業を継続します。
中央銀行と政府に対しIMFが、再建計画を策定し、厳しい指導を行うことになります。
一時的な緊急融資には、日本の残りの80億ドルと関係国の援助72億ドル韓国自身の
出資金が当てられるものと考えられます。
その後、債権の返還の期限は一律ではないので、期限の到来にあわせ融資をしながら
IMFは再建計画を策定して行くことになります。