07/02/27 13:39:24 rMqDpqqz
>>516
室町以前の主力商品は陶磁器だったはずだから、また話が違うだろう。
日本からの輸出品(決済手段)も、後の時代の輸出品、刀剣・銅が、
国産で大量に生産されるようになるのは戦国時代以降で、それ以前は
金・銀、明から輸入した銅銭だったと思われるから購買力はさほどない。たぶん。
高麗が潰れた後に朝鮮の排仏政策で余った絵画が、日本に叩き売られた
可能性はある。でも、磁器を国産化する江戸時代以前には、そんなものを
輸入する余裕はおそらく無かったうえ、文化財や宗教絵画的なものを欲し
がったかどうかも微妙だろう。ぶっちゃけ日本と高麗とは仲が悪かった。(元寇&倭寇)
明とは対馬を経由せず直接勘合貿易をしていたので必然的に商品は限られる。
陶磁器が貿易品から外れてからは生糸・絹織物が朝鮮の主要な輸出品(決済手段)
だったのではないか、と思う。平安時代のように、貨幣代わりに扱ってたのだろう。
その後、生糸も人参も国産化されてからは、朝鮮には何の魅力もなくなるわけだが。。