07/02/25 12:28:45
日本の経済人たちは今でも、「福田報告書」さえ存在しなかったなら、と悔しがる。
福田報告書とはサムスン電子のデザイン顧問だった福田民郎氏が1993年に李健煕(イ・ゴンヒ)
会長に提出した、痛烈な内部批判を込めた56ページにも及ぶ報告書だ。
「これほどの規模の会社でありながら、新製品を作るのに商品企画書もない」、「製品のデザイ
ン段階から発送が異なっているA案、B案、C案について、トップが適当に組み合わせて製品化し
ろというような命令を下している」、「突然、3日以内にデザインしてくれといった注文を平気で出す」…。
これを見て激怒した李健煕会長は「新経営」という革新事業を開始し、このことが今日のサム
スンを作る礎となった。
3年前、ついにサムスン電子が日本の電子メーカー全体の利益を上回る額の収益を記録し、
日本企業は自尊心を傷つけられ沈黙した。日本ディベート研究協会会長の北岡俊明は『世界最
強企業サムスン恐るべし―なぜ、日本企業はサムスンに勝てないのか』と題した著作の中で「世
界最強企業サムスン60年の歴史は、日本企業の研究と模倣と克服の歴史である。純利益1兆円
・世界最強企業のサムスンに日本企業は勝てるだろうか」と著した。
トヨタ経営陣はかつて現代自動車について「われわれは絶えずバックミラーから目を離さないで
いるが、追いかけてきているのは現代自動車だけ。恐るべきライバル」と称賛した。
しかしその言葉の裏では、周到な対策が行われていた。韓国ではたった1時間のうちに会長が数
十億ドルの投資を決定するのに、なぜ日本は1カ月以上の時間を要するのか。なぜ好況を予想でき
ず、不況になったからといって慌てて生産を減らしてしまったのか。日本ではこうした「失敗学」に関
する本が飛ぶように売れた。
円安に力を得て日本経済は急速に回復した。経営は「守り」から「攻撃」に移り、「慎重さ」よりも「ス
ピード」を重視し始めた。思い切った投資や攻撃的な値下げ、国際的な合併買収が急ピッチで進め
られている。
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