07/02/22 14:09:34
【琉球国の建国…『ソウル』、『マムマ』、『アンサラム』、沖繩の言葉と類似】
【日・古文献の分析、現場踏査を含めた著書を来月出刊】
新羅時代の于山国(現在の鬱陵島)住民約1,000人が、西暦513~514年頃に日本の
南端である沖繩島に移住し、12世紀末まで25代にわたり王位を継承していたという
主張が申告された。
昨年、『独島領土権原研究』論文で成均館(ソンギュングァン)大学の博士学位を受けた
鮮于栄俊(ソンウ・ヨンジュン)首都圏大気環境庁長は、「日本の古文献の調査と3回に
わたる沖繩の現地踏査を通じ、沖繩の旧称である『琉球国』が『古代の鬱陵島住民の
移住によって起こされた国』、という事実を裏付ける証拠を見付けた」と、21日に明らかに
した。
著書に紹介された関連文献などによれば、日本の古書である『琉球国旧記・1731年』、
『古琉球・1890年』など、数十巻の文献を分析した結果、于山国は512年に新羅の異斯夫
(イサブ)により服属された直後、資源不足などを理由に沖繩(旧称・ウルマ国) 南部の
久高島などに遠い航海の果てに初めて進出した。
当時の于山国の住民は、馬韓と百済、高句麗系統だと推定される天孫氏(チョンソンシ)と
呼ばれた集団で、鬱陵島に茂っていたけやきで作った船舶に乗り、沖繩に到着して全域で
勢力を伸ばして670年間王位を維持していたが、1187年に国王が重臣に殺害された後、
滅亡の道を歩く事になった。
以降、内戦など長年の混乱期を経験し、日本の江戸幕府が琉球を侵攻して植民地として
作ったが、幕府側は琉球と韓国との関係を徹底的に不正であると削除し、まるで九州から
沖繩の歴史が始まったように操作して来たと著書は主張している。
日本の学者らが古文献を参照しながら住民達の血族系統を研究した結果、沖繩原住民の
Y-染色体が、韓半島で形成された韓国人特有のY-染色体(O2b1a)と殆ど同じで、隣近の
台湾などの原住民の染色体とは大きく異なるという事が指摘されていて、沖繩が韓国人の
開拓により出来た国である事を裏付けていると言うのである。
また沖繩で使っている言葉と古代の国語(または現代国語)の間に、発音や意味が類似
する単語が多い事が分かった。
沖繩神歌に出る『ソウル(韓国意味・小雨漏)』は『ソウル』の日本かな式表記から推定され、
日本学者たちは新羅の首都『徐伐』を『ショ-ウル』と読んでいると思っている。
沖繩現地の村で使われる『ウマニ』は、国語の『オモニ(お母さん)』と意味が同じで似ている
発音をしているし、現地の別の村では『アムマ』と発音される。
沖繩伝統の言語である『アンサレ』は国語の『アンサラム(家内・奥方)』を意味するのと
発音が似ていて、『パル』は国語の『着(または原野、程度)』のような言葉である。
『ヨナグスク』という言葉は、沖繩で最初の名門家などを意味しているが、『ヨナ』は韓国語
の古語辞書では『ヨナ(開く)』と表記、『新たに開く』と言う意味を持っているし、『グスク』は
韓国古語の『グズクする(生える)』の意味としてお互いに通じる。
鮮干博士は、「現在も沖繩の各所では、1,500年前の韓国の言葉と文化がそのまま残って
いる事が直接確認出来る」とし、「韓国と沖繩間の歴史、言語、文化に対するより体系的な
研究が成立すれば、韓日古代歴史の全面的な再解釈が出来ると思われる」と語った。
鮮干博士は3月中にこのような内容を記載した『独島そしてウルマ国-琉球国を捜して(仮題)』
の著書を出刊する予定である。
ソース:NAVER/ソウル=連合ニュース(韓国語)
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