07/02/26 09:12:58 4U+0nuzr
カーネギー平和財団、中国の軍備拡張についてのディベート(オーディオ、ビデオ)
URLリンク(www.carnegieendowment.org)
Reframing China Policy Debate 3: The Implications of China's Military Modernization
Larry Wortzel and David Finkelstein
チャイナ・ディベートのシリーズの中で、人民開放軍の急速な拡張の意味について
ディベートしているもの。このページから、オーディオあるいはビデオをDLでき
る。(1時間35分)
評論家ではなく、経験の深い実務(外交、軍事)の中国専門家が話しているので、大
変面白くて勉強になるところが。
・人民開放軍の核巡航ミサイルは米軍にとって大きな脅威(核でなくても空母に対しても)
・海軍力、特に潜水艦の増強
・総合的な戦力の再構成を目指していることが印象的で専門家教育や技術開発に重点
・人民開放軍の大きさは問題ではないが、そのコアに専門化された強力な部隊を作っている
・巡航ミサイルに対するミサイル防衛の必要性
・台湾問題
・アジアにおける米軍の派遣を置き変える意図が人民開放軍にあるかどうかのディベート
・人民開放軍の増強にパニックになる必要はない、という議論と懐疑論
・中国の戦略は20世紀の日本がモデル、富国強兵
・アメリカが技術開発やミサイル防衛、同盟国と連携強化を図るべきであることは自明
・衛星破壊については驚きではない、人民開放軍は長期にわたってそういう戦力を開発
・しかし衛星破壊について米国に全く知らせず、その後の対応も怪しげで、その事は驚き
・現状ではロシアの軍事技術が中国の軍事技術を進歩させている面が大きいが自主開発も
・人民開放軍と政治指導部の軍事戦略についての考え方の異なる可能性