07/02/20 11:12:56
◇身動き取れない「サンドイッチコリア」
「自動車?これから5年以内に韓国に追い付くでしょう」--。
中国商用車市場1位企業である北京福田汽車の子清副院長の予想だ。
今月初めに北京で会った彼は「BMW、ベンツ、トヨタのような世界的ブランドまでは大変だが、
韓国車は品質さえ追い付けばいいから」と述べた。
「三星(サムスン)が最先端LCDパネル工場を動かすことができるかできないかは我々にかかっている」
日本の先端技術企業アルバック(Ulvac)の臼見隆行経営企画室部長の指摘だ。
LCDパネル核心技術である成膜装置分野で世界市場の96%を掌握している日本企業の自負心がこめられている。
国際通貨危機発生から10年、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府発足4周年を迎えた韓国経済の現住所は窮屈だ。
企業を売って金も売って国家破綻の危機は免れたが、後10年、20年を導いていく新たな成長動力を
見出せない間に隣国の中国にぐっと追いつかれ、日本との格差もますます広げられる状況を迎えたのだ。
特に中国や日本とは主力産業が似ていて世界市場で3カ国間の角逐が熾烈だ。
盧武鉉大統領は2003年2月の就任の辞で
「これからは韓国が北東アジア時代の中心国家として進んでいこう」と強調した。
しかし4年が経った今「中心国家」ではなく「サンドイッチ国家」を懸念する事態になった。
中国の追い討ちは恐ろしいほどだ。
低費用を武器に世界の工場の役割をした中国が、技術で武装しながら自動車、鉄鋼など核心製造業分野はもちろん
先端技術分野でも韓国を脅かしている。
「韓国が誇る移動通信装備の技術格差は2005年現在1年。2010年なら6カ月に狭められる。
3.5年程度であるTFT-LCD(超薄膜液晶表示装置)分野の技術格差は2010年まで1.7年に減る。」
最近本紙が入手した『中国の浮上および北東アジア分業構造変化による韓国の対応戦略』報告書の一部だ。
この報告書は韓国開発研究院(KDI)と対外経済研究院(KIET)などが昨年末、大統領に報告した内容だ。
>>2以降に続きます。
ソース:中央日報
URLリンク(japanese.joins.com)