07/02/17 20:04:13
写真:URLリンク(www.donga.com)
「本当の自分を尋ねることができるようにしてくれた祖国で、兵役の義務を履行すること
ができるようになってありがたく思います。」
20日、忠南論山市(チュンナムノンサンシ)陸軍訓練所に入隊する在日韓国人安裕祥
(アン・ユサン,20・日本東京)さんの感慨は特別だ。小学校の時、親と一緒に日本に渡った
安さんは永住権を取得しているので、兵役の義務を避けることができたが、‘外国永住権
取得者’も軍に服務できるという事実を知って去年入隊すること決めた。
日本で成長しながらいつも自分のアイデンティティに対して悩んで来た安さんは祖国で軍
の服務を通じて‘根’を探すことがもっと重要で急ぐべきだと考えたのだ。安さんは入営
申し込みに先立って2005年韓国を訪問し、非武装地帯(DMZ)を見学する一方、4泊5日間の海
兵隊キャンプにも参加して兵営生活を体験し、自分がいつでも韓国人として受け入れられ
るという点を悟ったと言った。
韓国と日本の国籍の間で悩んで入隊を選択した安さんの事情は、ドキュメンタリー監督で
お母さんの河真鮮(ハ・ジンソン,42)さんが‘URINARA(我が国)’というドキュメンタリー
を製作して日本の大学などで上映しながら日本でも反響を呼び起こしている。
安さんは現在韓国語は下手にできる程度で、ハングルは自由に書くとか読むことができな
い状況。しかし安さんは「韓国人にとって大事な自分の祖国を守るという自負心と信念で、
熱心に韓国を学びながらまじめに軍の服務を果たす」と言った。
安さんは陸軍訓練所で1週間適応教育を受けた後、本格的な訓練を経て一線部隊に配置され
る。安さんが受ける予定の適応プログラムは、入隊する国外永住権者たちの文化的ショッ
クを減らすために、今年初めて実施される制度。国外永住権者で余分の服務中の先輩兵士
が、助教師に選任されて言語と兵営生活を含めた軍生活に必要な内容を教育する。
ソース:東亜日報(韓国語)日海外同胞安裕祥さん軍志願入隊事情ドキュメンタリー日大学街反響
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