07/02/16 19:40:50
(>>1の続き)
しかし、2005年の韓国語版の出版を経て、昨年秋から米東部を中心に韓国系米国人、在米韓国人の
父母が「歴史的背景の説明がない」「描写が生々しすぎる」として教材使用の禁止を求める運動を開始。
ニューヨークでは最近、1校で推薦図書リストから外れた。マサチューセッツ州では他教材との併用を
求める学区が出るなど波紋が広がっている。
「真実はいつか伝わる」と沈黙を守っていたワトキンスさんだが、韓国の一部メディアが「ワトキンスさんの
父親は戦犯だった」など、憶測に基づく誤った情報を流すに至り、15日、地元で記者会見を開いた。
「執筆時、朝鮮人の長年の苦難に考えが至らなかった。それが大きな怒りを招いてしまったと思う」。
そう謝ったうえで「歴史はプロの教師が教えるもの。私は自分が生き延びた体験と他人を傷つけないことを
教えるために書いた。学校訪問でも日本の行いを謝罪している」と理解を求めた。
韓国人記者から「なぜ従軍慰安婦の問題を取り上げないのか」といった質問が相次ぐなか、聴衆として
参加した地元中学校のジョン・ドウリア校長はこう語った。「政府の罪や問題と考えるべきことで彼女が
攻撃されるのを見るのは悲しい。ヨウコは日韓の問題の象徴にされてしまった」(米マサチューセッツ州
シェルボーンで 白川義和)