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1994年のオランダ政府報告書ではオランダ領インドネシア各地の慰安所で働いていた200~300人の
白人女性のうち少なくとも65人を強制売春の犠牲者だと判定している。逆に言えば志願者もいたことも
冷静に認めているようだ 。
URLリンク(www.geocities.jp)
「慰安婦と戦場の性」秦郁彦(インドネシア関連記述その2)
URLリンク(yorozu.indosite.org)
「慰安婦と戦場の性」秦郁彦著(新潮選書1999年)から
216-221ページ(第六章 慰安婦たちの身の上話 8 オランダ-蘭人抑留女性の受難-)
・15万人を超えるオランダ人が日本軍捕虜収容所及び民間人収容所に収容され、うち2万人が女性であった。
(1994年オランダ政府報告書)
・占領の前半期(1943年中期頃)まで、女性たちの多くは抑留所外の居住を許されていたが、働き手を
失った貧困な女性の中には、民間の売春宿や風俗産業で働く者も少なくなかった。白人女性が経営する
売春宿もあり、マダムたちの中には日本軍幹部や民間人の妾になる者もいた。(1994年オランダ政府報告書)
・しかし、戦局の悪化により、日本の陸軍省は「軍抑留者取扱規定」(1943年11月7日陸亜密第7391号)を
出先各軍に通達し、オランダ人を含む敵国人の全員を、捕虜収容所に併設された軍抑留所に移すよう
指示した(蘭イ混血のユーラシアンは原則として対象外)。
・その結果、指定居住区域に住んでいたオランダ人女性は、売春婦も含めて軍抑留所へ入ることになるが、
給養条件は悪く不満が高まっていた。
・こうした状況に目を付けたのが、軍の担当者と慰安所の業者で、好条件を約束すれば相当数の慰安婦
が集まるだろうと見当を付けたようだ。この種の勧誘や説得に強制性がどこまで働いていたかは微妙
なところである。