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「北朝鮮は本当にコンテナ船などの民間貨物船を改造し、弾道ミサイルの運搬・発射基地として利用できる
のだろうか」
これは米議会調査局(CRS)が先日の報告書で、「北朝鮮は射程距離2500キロメートル以上の潜水艦発射
弾道ミサイル(SLBM)を開発、潜水艦はもちろん、一般貨物船からでも発射できるよう改造した」と明らかにし
たことについて、取り沙汰されている疑問だ。
これに対し、軍当局や専門家らは7日、「潜水艦発射ミサイル配備の可能性は非常に少ないが、貨物船を利
用することは可能」という見解を示した。2003年9月の本紙報道で、初めてその存在が世界に伝えられた北朝
鮮の新型弾道ミサイル(射程距離2500‐4000キロメートル)はソ連の潜水艦発射弾道ミサイルSS-N-6
(R-27)を改良したものだ。
【図解】
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ある消息筋は「弾道ミサイルは潜水艦で垂直に立てられた状態から発射される。新型ミサイルの長さは12メー
トルで、現在北朝鮮の主力となっているロメオ級(1475トン級)潜水艦はこのミサイルを発射するには小さすぎる」
と話す。また「このミサイルを発射できる新型の大型潜水艦が建造されたかどうかも確認されていない」としている。
北朝鮮の水上艦艇は最大でも1500‐1600トン級であり、このミサイルを運搬・発射するのは非常に難しい。
インドが2000年に1800トン級護衛艦で射程距離350キロメートルの弾道ミサイルを試射したことがあるが、水上
艦艇の弾道ミサイル運搬・発射は安全性や隠匿性に限界があり、実現したケースはほとんどない。
しかし、2000トン級以上の大型貨物船の場合は話が違う。標準コンテナとまったく同じ形の発射台に新型弾道
ミサイルを積み航海し、有事の際にはコンテナを垂直に立て、ミサイルを発射できるとのことだ。特に、民間貨物
船と思い込み油断している相手の虚をつくことができるのがメリットだ。情報当局は、北朝鮮の新型弾道ミサイル
の全長が12メートルで、標準コンテナの中に入ることに注目している。米CRS報告書も「潜水艦発射弾道ミサイル
に比べ、商船(貨物船)を利用するほうが容易だろう」と指摘している。
劉龍源(ユ・ヨンウォン)記者
ソース:朝鮮日報
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