07/02/08 19:48:05
昨年9月のクーデターで政権の座を追われたタイのタクシン前首相が、
米国のロビー会社2社と契約していることが7日、明らかになった。
前首相は今年に入って海外メディアとのインタビューに積極的に応じているが、
ロビー会社を使った宣伝活動で現政権を攻撃し、復権への足がかりを築こうと
しているとの観測が強まっている。
タクシン政権時代の最大野党、民主党の幹部が記者会見で明らかにした。
同幹部によると、前首相は昨年12月、以前から契約しているロビー会社とは別に、
ベーカー元米国務長官が役員を務めるロビー会社と新たに契約を結んだという。
タクシン氏は昨年9月の失脚後、英国に滞在していたが、翌月には北京に渡り、
中国を拠点に周辺国を訪問。先月以降は日本や欧米のメディアとの会見に
積極的に応じ、クーデターを批判するとともに政権時代の行為の正当性を主張している。
前首相は各種会見で「政界からの引退」を口にしているが、最近の活発な動きなどから
「現政権に揺さぶりをかけながら復権を目指している」(民主党幹部)との見方が広がっている。
ソース(毎日新聞):
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