07/02/08 08:05:40
史跡第101号に指定されている「三田渡碑」(ソウル市松坡区石村洞)にスプレーがかけられた。
三田渡碑は丙子の乱(1636年に起きた清による第2回朝鮮侵略)の際、朝鮮が清に敗れた後、
清の太宗の要求により彼を称える言葉を刻んだ石碑で、「大清皇帝功徳碑」と書かれている。
この高さ3.95メートル、幅1.4メートルの石碑の前面と裏面に1メートルほどの大きさで
「撤」「去」という文字が赤のスプレーで書かれているのが発見された。
「撤」の字の下には「370」というアラビア数字が書かれている。丙子の乱が起きた1637年か、
三田渡碑が立てられた1639年から現在までの年数を示しているものと思われる。
ソウル市松坡区庁のパク・チュンファ文化財チーム長は「今月5日朝に三田渡碑周辺を
掃除しようとした公益要員が発見した。日曜日だった4日夜にスプレーで書かれたようだ」と
話している。犯人はまだ捕まっていないが、松坡区庁関係者らは、最近の中国との
「歴史摩擦」に激怒し、「中国に関する“恥辱的な歴史”は消すべき」という意味で
スプレーをかけたものとみている。
朝鮮日報 URLリンク(japanese.chosun.com)