07/02/07 15:31:52
6日、世界13台のインターネットDNSを管理するルートサーバのうち、
少なくとも3台以上がハッカーによって攻撃された。この攻撃は2002年以来の
最も大きなサーバ攻撃のうちのひとつとなったという。
専門家らによると、6日数時間ほど強力なハッカーによる攻撃が続いたが、
一般コンピュータユーザーにはハッカーによる攻撃があったことはほとんど
気づかれず、インターネット管理技術の改善を示すものとなったという。
しかし世界中のコンピュータ専門家らは世界に13台あるインターネットの
基幹となるルートサーバへの大量のデータ送信攻撃への対処に奮闘した。
専門家らによると、ハッカーは大量データ発信元が判明されないように、
細工をしたものと見られるが、ログから割り出したところによると、大量の
データ送信は韓国から発信されていたという。
今回のサーバアタックは「UltraDNS」という米国の「.org」のURLアドレスをもつ
サイトのトラフィック管理サーバを運営する会社のコンピュータを集中的に
狙ったものと見られている。標的となったルートサーバの中には、米防衛省の
管理するルートサーバも含まれていたという。
米Internet Corporation for Assigned Names and Numbersチーフ・テクニカルオフィサーを
務めるジョン・クレイン氏によると、「サーバ攻撃はカリフォルニア現地時間で6日夜中から
朝方にかけて発生した。まだ攻撃は続いており、大量データ発信元を突き止めようと
しているところだ」と述べた。
クレイン氏によると6日のサーバアタックは2002年10月に生じた世界に13台ある
ルートサーバ同時攻撃ほど深刻なものではないという。
ソース(IBTimes):
URLリンク(jp.ibtimes.com)