07/02/16 11:02:05 oxeA/K4L
昨日の記事だけど無いっぽいので依頼しとく
国防力なければ責任果たせぬ…「脅威論」に中国反論
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
【北京=杉山祐之】
中国共産党機関紙・人民日報(海外版)は15日、衛星破壊実験などによって国際社会で再び高まった中国脅威論に反論する論文を1面に掲載した。
論文は、軍事的先進国と比較しながら自らの軍備増強を正当化する中国独特の論理によって、米国を暗に批判している。
論文の題名は「国防力と国家責任」。人民解放軍系雑誌の編集幹部が書いた。
まず、中国に「責任ある大国」になるよう求める国際社会の期待に触れ、
「国防力を含む力がなければ責任は果たせないが、中国の国防力発展は非難される」と記した。
衛星破壊に成功するなど急発展する国防技術が懸念を生み出していることには、
「他国が何十年も前に持っているのに、大げさに騒ぐ」とした。
「透明性がない」という対中脅威論の根幹に対しては、
「他国の国防情報を一方的に透明化させるのは、実質的に一種の覇権(主義的行為)だ」と開き直った。
中国の軍拡が地域の軍事バランスを崩すとの懸念には、「某国家」の突出した軍事力を引き合いに出した。
全体を貫くトーンは“被害者”の主張と言える。論文は名指しは避けつつ、中国脅威論の根源が米国にあるように結論づけた。
(2007年2月15日22時28分 読売新聞)