07/02/05 23:31:13
(新案=聨合ニュース)国土の最西南端全南新安郡(チョナムシンアングン)可居島(カゴ
ド)海中に姿を現わして埋まっているある障害物が80年ぶりに国籍を得た。
特に日本の名称が付けられたこの障害物は、我が国の地であることを表示するために、私
費を投じて「韓国領」という石碑まで投下したある知識人の事情まで伝わって胸を熱くする。
5日国立海洋調査員と新安郡可居島住民などによれば「中国の鶏のなく声が聞こえる」と言
われる可居島西方48㎞海上にあるこの障害物は、日本軍に発見されてこれまで 『日向礁』
という日本名で酷い風波を生き抜いてきたが、住民たちの要求で国籍を取り戻した。
この「日向礁」の存在が知られたのは1927年3月29日。韓国沿岸を巡航した日本軍艦「日向
(ひゅうが)」がこの障害物にぶつかる事故が起こった。事故後、日本軍は同年8月14日小
さなトロール漁船を動員して精密調査を実施した後、障害物に軍艦の名前をつけて「日向
礁」と決めてしまった。
こちらの住民たちも「日向礁お爺さん」と呼んだりした。海洋調査院も1991年9月黒山島西
部韓米合同水路測量の際、最尖水深7.8mのこの障害物を確認したが、名前を変えることが
できなかった。
しかし可居島住民たちが日帝が付けたこの障害物と'小黒山島'の名称変更を強く望みなが
ら障害物名称が「可居礁(Gageo Reef)」に変更された。海洋調査院は去年12月19日、海
洋地名委員会を開いて満場一致で日向礁を可居礁に変えた後、官報に告示して国籍を得た。
海洋調査院は関係機関と協議して国際登録を推進する予定だ。
遅まきながらも国籍を得たこの障害物にかかわる事情が、国土愛に対するまた一つのメッ
セージを伝えている..。
ソウルのある大学を設立したAさんの国土愛が静かに胸を打ってくる。可居島イム・ジヌ
ク(43)里長は「もう故人になった忠清道出身のAさんが1970年中盤に、障害物の位置が分
からなくて失敗を繰り返えしたあげくに'韓国領'と刻んだ高さ60~70㎝の大きさの石碑を
この障害物に投下した事実を郡区の年寄りたちが証言している」「この方は国土をちょっ
ともふやしたい愛国心で険しい海岸道路を抜けて可居島を何回も訪れた」と明らかにした。
林さんは引き続き「この方は、この障害物にガイディング・ライトを建てるために木浦の
ある鉄工所にガイディング・ライト製作を依頼したが、体が痛くて志を果たすことができ
なかったという話を聞いた」「障害物の名称変更には、この方の努力が無駄にはならない
ようにしようとする気持ちも隠れている」と付け加えた。
ソース:聨合ニュース(韓国語)日本名障害物80年ぶりに国籍獲得
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)
関連サイト:中韓に新たな領土紛争勃発 離於島問題 「次は黄海上の日向礁」中国憂慮
URLリンク(fukachina.web.infoseek.co.jp)