07/02/05 14:00:03
北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性が2001年、
日本に不法入国して身柄を拘束される直前、日本の暴力団関係者の携帯電話に
電話をかけていた可能性のあることが、警察当局の調べで新たに分かりました。
金正男氏とみられる男性と日本の暴力団との関係をうかがわせる具体的な事実が明らかになったのは
初めてのことです。
金総書記の長男、金正男氏とみられる男性は、2001年5月1日、シンガポールから成田に入国しようとして
身柄を拘束されました。男性は3日間にわたり、取り調べを受けた後、5月4日に強制退去処分となりました。
警察当局の調べによりますと、男性は入国直前の4月22日から27日にかけ、
滞在中のシンガポールのホテルから10数回にわたって日本に電話やファックスをしていたとみられていますが、
その相手先に新潟県に住む在日朝鮮人関係者の自宅のほか、
山口組系の暴力団関係者名義の携帯電話が含まれていたことが新たに分かりました。
また、東京・赤坂にある韓国クラブにも電話がかけられていたということです。
警察当局も、こうした事実に大きな関心を寄せていて、調べを進めています。
金正男氏とみられる男性は、2000年の10月と12月にあわせて3回、日本に極秘入国していたとみられています。
この時は、皇居や浅草、吉原、それに熱海などを訪れていたことが分かっていますが、
日本の暴力団との関係をうかがわせる具体的な事実が明らかになったのは初めてのことです。(05日10:58)
ソース TBS
URLリンク(news.tbs.co.jp)