07/02/05 13:23:00
火山砕屑(さいせつ)物の下から新石器時代の遺跡=済州
2006年に発掘された済州道西帰浦市大静邑ハモ里105の一帯に広がる遺跡が、
約5000年前に起こった火山爆発で覆われてしまった韓国版の「ポンペイ遺跡」であることが分かった。
済州文化芸術財団は4日、「ハモ里から1.5キロの所にある松嶽山の噴火により
ハモ里一帯に積もった1メートル近い火山砕屑物(火山噴火による固体物質)の土壌を測定した結果、
約5200年前に火山が爆発していたことが、米国ジオクロン研究所の協力で分かった」と明らかにした。
また、財団は「火山砕屑物のすぐ下には新石器時代の土器の破片や魚介類の骨などが埋まっており、
新石器時代の生活を証明する遺物や植物化石などが出てきている」と話した。
これについて、嶺南大学の李清圭(イ・チョンギュ)教授(文化財委員)は
「国内でポンペイのように火山砕屑物の下に眠っている遺跡が発掘されたのは、今回が初めて」としながら、
「発掘地を拡大すれば、新石器時代の住居の遺跡など、当時この地域一帯に繁栄していた
“新石器文明”の全容が明らかになる可能性がある」と話した。
同遺跡を分析した結果、当時ハモ里では、スガイやイシダタミガイ、クマノコガイなどの
なべ料理が作られていたほか、魚はマハタやクロダイ、マダイなどが食べられていたことが分かった。
今回の発掘は600坪(約1,980平方メートル)未満の「部分発掘」にすぎないため、
松嶽山の火山灰が及んだ全面積や、人骨が埋葬されている可能性、などについては確認されなかった。
済州=慎亨浚(シン・ヒョンジュン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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