07/02/04 16:07:35
留学斡旋センター関係者「ご希望の学校に直接行ってみてから判断なさるほうがいいですよ」
今月8日、オーストラリア・シドニーの中心街にある留学斡旋センター。
上気した表情の女子中学生とその保護者がコンサルタントのパソコン画面に見入り、盛んに質問していた。
すぐ隣の相談コーナーでも、留学希望者の保護者が学校生活や費用について事細かに確認していた。
オーストラリアには数年前から「シドニー8群」という言葉が飛び交っている。
これはシドニー北部のピンブル・ゴードン・チャッツウッド地域を指す造語だ。
この地域は大学入試のための成績のいい高校が多く、オーストラリア在住韓国人や
早期留学生の家族が集まっているため、優秀な学校が多いソウル市江南の学校群名、
「第8学群」にならってできた別名だ。
留学斡旋センター「パダ留学院」のクォン・ジンジュ副院長は「韓国では“シドニーに留学するなら
チャッツウッドに行け”とよく言われるらしい。
しかし韓国人があまりにも多いため、現地の学校でも韓国人生徒を避ける傾向が現れつつある」と話す。
マレーシア・チェラス地域にある某インターナショナルスクール。
入学を控えた韓国人生徒8人が校舎に入ると、片隅に立っていた韓国人在校生の保護者らは顔をしかめ、
ひそひそ話を始めた。
「今学期いったい何人入ってくるのかしら。小4のうちの子のクラスは22人中9人が韓国の子供だから、
英語の勉強になるもんですか」
小・中・高のカリキュラムを組む同校の場合、4人に1人が韓国人児童・生徒だ。
新学期を迎え、学校正門に張り出されたクラス分け表にも、韓国人の名前が並んでいる。
韓国人が最も多く集まっているといわれるアンパン地域。
2005年から早期留学生が集まり始め、同地域にはすでに韓国人の稽古塾や学習塾が並ぶ街が形成されている。
テコンドー・ピアノ・算数教室など、ないものが(は)ない。
夜10時過ぎなのに、ある英語塾には電気がこうこうと灯っている。
昨年、小4の娘をインターナショナルスクールに入れたチェさん(41)=女性=は
「韓国人が1か所に集まって住んでいると、母親同士の教育競争が激しくなる」と話す。
塾よりももっと激しいのが英語教育熱だ。マレーシアの公用語はマレー語だが、人口の80%が英語を使っている。
現地人とのマンツーマンで行われる家庭教師の授業は、1時間で1万5000ウォン(約1900円)。
週5日、1日3時間の授業でも月100万ウォン(約13万円)かかるという。
チェさんは「ちょっといい先生だと、母親たちは互いに月謝を弾み、手離そうとしないので、
家庭教師代だけが右肩上がりになっている。
午前1‐2時まで家庭教師と勉強する子供たちを見ていると、何で私はここに来たんだろうと思うことがある」と語った。
朝鮮日報/朝鮮日報J
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