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◇2007年2月2日 きょうのコラム「時鐘」
ことわざに、隣に蔵が建てば、こっちは腹が立つ、とあるが、やっかみでは済まぬ話もある
東シナ海の日中中間線付近のガス田で、中国が天然ガスの供給を始めた、と香港紙が報じた。
共同開発に向けて首脳が握手したばかりだから、事実ならば紛れもない資源強奪である
隣国から物騒な話がやたらに飛び込んでくる。
世界を仰天させた衛星破壊実験は、危険な破片を宇宙に大量にまき散らした。
鳥インフルエンザ騒動も、専門家は中国に「感染源」があると指摘する。
宮崎の東国原(ひがしこくばる)知事はテレビカメラの前で感染経路解明を叫ぶが、肝心の隣国は知らんふりだから、
厄介な火種は、そのまんま残る
その中国の野生のトキ繁殖地で原因不明の伝染病が懸念され、羽咋に本拠を置く保護協会による募金で
隔離鳥舎ができたという。
にわかに蔵が増えた国でも、鳥の保護に回すお宝まではないと見える。
あるいは、最初からそんな蔵など建てる気はないのか
資源の分捕りや宇宙開発に熱を上げる隣国は、失礼ながら、大国の勇ましさより成り金に浮かれる
道楽三昧(ざんまい)に映る。
「礼節の国」と敬った隣人もいたことなど、とうにお忘れか。
ソース:北國新聞
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