07/02/03 01:48:40
【コラム】「アジアの時代」とは言うけれど…
米国の時事週刊誌ニューズウィーク国際版の編集人であるザカリア氏は、最近スイスのダボスで
開催された世界経済フォーラムの特徴として「米国が見えなかった」と語った。
米国の多くのビジネスマンや市民運動家、知識人たちが会議のパネリストや聴衆として参加はしていたが、
スター級はいなかったというのだ。
以前ならパウエル前国務長官、チェイニー副大統領、ライス国務長官などの大物が参加していた。
彼らが参加するかどうかは主催者や参加者全員の大きな関心でもあった。
期間中に開催される数多くの会議を主導するのも米国だった。
ところが今年は米国から誰が参加するのか関心もなかったというのだ。
米国が見えないと意識されることもなかったとザカリア氏は語った。
自らの記憶では米国が脇役に追いやられた初めてのフォーラムだったとニューズウィークのコラムで振り返った。
米国に取って代わった主役は中国とインドだった。
1月31日付けの日本経済新聞のトップ記事は、「日本車、アジア生産が北米抜く・中印など大幅増」だった。
中国とインドでの生産が大きく増え、世界最大の自動車市場であり生産国でもあった米国を上回ったというのだ。
日本企業はこれまで北米での生産を重視してきたが、アジアが北米と並ぶ生産拠点となり重要性が高まったという。
日本の自動車メーカー12社の2006年の生産台数はアジアが427万台、北米は 392万台だった。
「日が沈む国」と「日出づる国」がどこなのか再び明確になった。
先週北京を2年ぶりに訪問した。
通りを行き交う市民を見て韓国人にそっくりだと思った。
韓国人か中国人かすぐには区別できないのだ。以前はそうは思わなかった。
何が変わったのか。
ひとり熟考した模範解答は「中国人はついに田舎者から脱し、都会の人間としての雰囲気を持ち始めた」からだ。
顔色もピンク色になってほおも豊かになり、ヘアスタイルやファッションも世界化している。
大根キムチのような四角いヘアスタイル、日に焼けて黒くなった顔や暗い服装は過去のものになった。
>>2以降に続きます。
ソース:朝鮮日報
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