07/02/02 17:55:29
“メイド服は秋葉原の民族服”といった冗談が言われるほどに、メイド喫茶を始めとする秋葉原の萌えビジネスは
今も盛んで、その勢いは台湾やタイといったアジア諸国にも影響を及ぼしている。シンガポール初メイド喫茶開店の
情報を耳にして、メイド好きな筆者がさっそくリポートに訪れてみた。
「COSAFE MAID CAFE」が入っている「CHIJMES」の外観をラッフルズホテル側から撮影。この信号を渡れば、す
ぐにピンクの看板が見えてくる。日本で例えるならば、東京の六本木か青山あたりに店舗を構えたぐらいの場所なの
だ 週末ともなれば、秋葉原の街のそこかしこで見かけるメイドさんたち。すでに秋葉原名物といっても過言ではない
メイドビジネスは、2007年になっても衰えることなく、むしろメイド美容室やらメイドリフレ、さらには妹カフェやら、男装
した執事が出迎えてくれる女性客専用カフェまで、数々の業種がいまだに登場し続けている。
最近では日本のアニメやマンガの熱烈なファンが、海外でメイド喫茶をオープンした話もチラホラ耳に入り始めている
わけだが、今回はシンガポール初のメイド喫茶「COSAFE MAID CAFE」を訪問。16歳のオーナー兼メイドさんにもお話
を伺うことができた。
COSAFE MAID CAFEは2006年の12月12日にオープンしたばかり。かの有名な「ラッフルズホテル」の斜め向かい、
教会の跡地を利用したショッピングエリア、「CHIJMES(チャイムズ)」の1階という絶好の場所にある。ラッフルズホテル
から信号を渡ると、すぐにピンクに巨大なメイドさんが描かれた看板が設置されており、見逃す人はまずいないだろう。
看板の真裏が実際の店舗になっている。シンガポールの公用語は英語・マレー語・中国語だが、ちゃんと日本語でメ
イドカフェと表示されている 店舗自体はとても小さいが、テラス席が豊富に用意されており、電話予約も可能だ。そし
て忘れてはならない、お出迎えの挨拶。こちらが日本人と一目で分かったからだろう「いらっしゃいませ、お嬢様」とニッコ
リ微笑んでくれた。うーん、さすがに“お嬢様”は気恥ずかしい年齢なのだが……。
メニューは珈琲・紅茶、ミルクシェイク、スムージーなどのドリンクのほか、パスタ、シーフード、ピザなどご飯物もしっか
り用意されている。お値段はアールグレイが5.80シンガポールドル、マッシュルーム入りリングイネが15.80シンガポールド
ルと、シンガポールの物価からすると結構お高め。ただし、先述の通り観光エリアど真ん中という立地を考慮すれば、これ
は妥当な価格だろう(ローカルなお店なら、10シンガポールドルで食事と飲み物、フルーツなどが食べられる)。
筆者は「Japanese Curry Rice」をオーダーしてみたところ、運ばれてきたのはカレーとご飯をキレイにあえたドライカレー
風のお皿。あの焦げ茶色のルウと真っ白いご飯、そして福神漬けの3点セットをイメージしていたのだが……。ただしお味の
方は申し分なく、量も女性なら十分満足いくものだ。この界隈はラッフルズホテル以外にも、巨大なショッピングモールがあ
るエリア。買物ついでにメイド喫茶でディナーを済ませてみるのはいかがだろう?
営業時間前にちょっと立ち寄ってみたが、店内はソファとテーブル席が少々あるだけ。おそらく手前のテラス席が、メインに
なっているのだろうイチゴ柄で縁取られた、かわいらしいメニューもメイドさんが運んできてくれる。メイドの象徴(?)フリル付
きカチューシャのイラストはおすすめメニューカフェラテとカレーを注文してみた。想像していた日本風カレーとはちょっと違う
ものの、味や盛り付けは文句なしの満点。男性には少し量が足りないかもしれない
さて、シンガポールにメイド喫茶を開店しようなどと考えたのは、いったいどんな人なのか? 事前の調査でオーナーは16歳
の少女という情報は得ていたものの、イメージがまるでつかめない。カレーを食べつつお店のスタッフにたどたどしい英語で聞
いてみると「日本語ができる子がいるから待ってて」とのこと。やがて店内から登場した少女こそが、このCOSAFE MAID CAFE
のオーナー&PR&メイドさんを兼ねる、ファーリン・タンさん(日本名:佳美さん)であった。営業時間中の多忙な彼女にミニイン
タビューをお願いしたところ、快く答えてくれたので、そ内容を以下でお伝えしよう。
>>2以降に続く
URLリンク(plusd.itmedia.co.jp)
【シンガポール】メイドカフェが初登場(画像アリ)〔12/15〕
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