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上海現地紙の報道によると、収賄罪として昨年12月に逮捕された
中国国家薬監局鄭筱萸・前薬監局局長(62)は、法の裁きを恐れて
自殺した噂が中国国家薬監局内部で流れているという。
上海現地紙「新民週刊」によると、今年の1月24日、中国国務院の温家宝首相は、
国務院常務会議を開催した際に、鄭筱萸前局長の収賄事件についての報告を聴取し、
同件に対して「重大な誤りで失職し、人民に危害をもたらし悪影響を及ぼし、党及び
政府のイメージを汚した」と厳しく指摘したという。
報道によると、中国の首相が国務院常務会議を開き、政府高官の腐敗事件について
報告を聴取し、報道メディアに公に報道させたことは異例であるとし、中国上層部が
同件に対して、一般事件を遥かに越えて非常に重視していることが分かる。
鄭・前局長は1994年に中国国家医薬管理局局長および党団体書記に就任し、
1998年3月に国務院の機構改革後に、国家薬監局局長に就任した。
2005年6月22日、国家薬監局局長および党団体書記を罷免された。
鄭・前局長は罷免されて1年6ヶ月後に、収賄の容疑にかけられたため、
2006年12月28日に中国共産(中共)党中央紀律検査委員会に「双規」処分に
処された(規定の時間、場所で掛けられた問題を見つめなおし反省する)。
報道によると、このほど反腐敗の波が再び巻き起こされた中国の腐敗事件の中で、
国家薬監局がやり玉に挙げられ、同局の局級高官がすでに多く逮捕され、または、
要訴追事件として提起されたという。
一方、鄭・前局長の自殺説について、同局関係者ははっきりとコメントはしていないが
「どれくらいの罪を犯したか、鄭氏自身が一番良く知っている」と語った。
ソース(大紀元時報):
URLリンク(jp.epochtimes.com)