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■初期段階措置で合意模索
米代表、金融協議も評価
【ワシントン1日共同】北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議の米首席代表ヒル国務
次官補は1日、国務省で記者会見し、8日から北京で再開される第5回協議で完全核
廃棄の目標に向けた「初期段階の履行措置」で合意を模索する方針を示した。
また、1月にベルリンで行われた米朝協議などを念頭に「(問題解決へ向けた)進展の
基礎」ができているとの認識を表明。協議日程は「3、4日」との見通しを示し、短期間で
検証措置に基づく完全核放棄の履行に至る初期段階のプロセス確立を目指す考えを示した。
1月31日まで北京で行われた米朝金融協議については「よい話し合い」が持てたと
指摘。6カ国協議と同時並行で進める金融制裁問題でも進展に期待感を示した。
次官補は「初期段階の履行措置」に関する詳細には言及しなかったが、寧辺の核施設
稼働停止や国際原子力機関(IAEA)査察官の復帰などを北朝鮮に確約させたい意向と
みられる。
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2007年02月02日 1:45 【共同通信】