07/02/11 15:00:51 +t6+GqoP
>>853
>854さんがすべて語っているが デリバティフそのものは、リスクヘッジの
ひとつの形として生まれたものであることは理解している。
そしてその商品構成がハイリスクなものから、リスクの少ないものまで
いろいろな形態の商品があることも理解している。
>これは本来は官民で戦略的にやるべきことなんでしょうが、アメリカに押さえつけられているのかw、
>はたまた政治家・財界人が現代経済学をまったく理解してないのかわかりませんが、
>偏見と深い理解が得られていない状態ですね。
従来の日本の銀行を利用している顧客の多くはそのような商品を販売することを望んでいないことに
ついて述べているだけであって、すでにハイリスク、ハイリターンを主眼とした商品でもよい顧客は
外国銀行のPBやファンドなどにすでに移行している。
つまり、この分野を日本の銀行が進出しても、すでに顧客が少なく、それを取り込めるだけの客層や
規模のメリットを享受できない状態である。
学問としても、金融工学分野において日本は非常に出遅れており、それを教えられる大学や
研究機関は皆無に等しい。日本人にも研究者がいるがほとんど外国の大学に流出してしまっている。
私は、派生金融商品そのものを否定しているわけではなく、そこに日本の金融機関が進出して
世界と競争し勝ち残って行くことはは、不可能であろうと考えている。
また、多くの商品を購入する側である消費者にも、それだけを理解できるだけの知識がない。
海外と違い、多くの消費者が銀行など金融機関を絶対安全な政府の出先機関みたいに
捉えている現実がある以上、日本の銀行はそのような商品を販売すらできない状態だと思う。
また、金融分野はユダヤ人の民族産業であり、他民族の成功を許す地盤ではない。