07/02/10 20:44:57 +Ax/5Jvg
>>822
正論ですが、ちょっと過激ですね。
>更に一つ、史上最高益を謳歌しながら、配当利回り0.25%と国民を嘗めた経営を許され
ている、日本の金融機関など、外資支配下に入ってしまえばいいんです。日本人は
製造業はおそらく世界一ですが、金融業は結局のところ苦手で、このままでは永遠に
預金者や投資家に対し、銀行が利益を還元する日は来そうにありません。
日本の銀行には企業を育てるという公益的な役割もあったことも無視できない。
また、財閥やメインバンクとして、短期的な業績不振による企業倒産を抑止していた部分もある。
いまだに、財務省が横並びの経営を望み、指導に沿ってしか運営できないのが現状。
あまり経済合理性を追求しすぎるのも、日本の企業にとって危険だと思う。
金融は、国家の心臓、外資にすべて握られた場合、外国政府の意向で潰される。
韓国の現状が、それを証明している部分もある。
外資的なドライな銀行と日本的な銀行の両方が併存するのが望ましいと思う。
826:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 20:51:54 CL6m2BfE
金融を外資に全部任せるのは正直怖いわ
827:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 20:53:35 V2b0gxsW
>>826
大丈夫だよ、韓国もそうしてるし。
828:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 20:56:07 15KVPsUc
>>827
なおさら怖いわっ!w
829:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 20:57:00 bmoMy6iC
>>827
赤の他人である韓国がどうしてるかは日本の内政に関係ないし。
日本単独で良いと決めた事をやろうや。
830:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/10 21:26:51 p3USqKuX
>>823
適切な指摘だと思う。
外資が金融を握る危険性がそこにある。
>つまり、敵対的買収が嫌なら、自社の株を常に3分の1以上、安全な株主に保有させておけば無問題。
ただし、経営側が「友好的な買収でメリットが多い」と判断した場合と、油断して執行役員をすでに大量に
送り込まれていた場合は別。(まー、そんな会社は買収されても自g(ry )
ここにおける安定株主とは銀行や証券会社によるものが大きい。
安定株主と思われていたものが、敵に廻る可能性がある。
村上ファンドの功罪でいえば、功の部分でもあるが、三角合併に対し1年間の猶予が与えられた。
そして、企業の経営者側も買収に対する危機感を覚えたはずである。
ここまでしているのに対応できていない企業は淘汰されても仕方がない。
831:経済神弟子見習い
07/02/10 21:52:37 bxTK1nai
>>830
>ここにおける安定株主とは銀行や証券会社によるものが大きい。
>安定株主と思われていたものが、敵に廻る可能性がある。
( ゚д゚)ハーッ 考えてもみませんですた。たしかに、そういう場合もありますな~。
やはり、ポイズンピルその他の防衛策や、持ち株会社を作るなど、幾重にも張り巡らせて
おく必要がありますね。日本企業の役員のみなさんはちゃんと考えてるだろーか?
参考になりました。
832:見習いマトメ厨
07/02/10 21:58:54 bxTK1nai
>>822 >>825
つまり、まとめると、師匠のお考えは(…御言葉は過激ですが)、
「史上最高益を謳歌しながら、配当利回り0.25%と国民を嘗めた経営を許されている」
「このままでは永遠に預金者や投資家に対し、銀行が利益を還元する日は来そうにない」等、
日本の金融機関の問題点を外資と比較して批判された上で、三角合併等、外資の脅威にさらされることで、
危機感を身をもって体感し、日本の金融機関が自助努力や経営の効率化を促す契機になれば良い、と。
一方、代表戸締役氏の方は、日本の銀行の「企業を育てるという公益的な役割」や
「財閥やメインバンクとして、短期的な業績不振による企業倒産を抑止していた部分」等
肯定的な一面もあることを例に挙げられ、経済合理性を過度に追求することの危険性を指摘
された上で、「外資的なドライな銀行と日本的な銀行の両方が併存するのが望ましい」と。
ふーむ、お二人とも、日本経済を真剣に心配しておられるのですね。(´;ω;`)イイハナシダナー
参考になるお話をありが㌧!
833:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/10 22:18:25 DUjEwqaB
>>831
一番の大きな問題は、公正取引委員会。
産業の独占や寡占を防ぐという意味で、企業合併に対し障害になっている。
企業競争の国際化に対応し切れていない。
たとえば、海外シェアが10%しかないが、国内シェア70%のような企業の場合
合併が認められないケースが往々にしてある。
これでは、規模のメリット等で海外企業に勝てる企業が作れない。
834:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 22:23:13 K0tS4trK
いいスレだなー、便所のラクガキと評したジジィに読ませてやりたい。
835:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/10 22:48:12 p3USqKuX
>>831
>日本企業の役員のみなさんはちゃんと考えてるだろーか?
日本には、ちゃんと考えて動いている方々がいる。
どちらもマニアックな機関紙だが、非常に有益だから読んでみたらよい。
日本の今後を知りたければ、新国策
URLリンク(www.kokusaku.or.jp)
アメリカが何を考えているか知りたければ フォーリン・アフェアーズ
これは、外交専門家を気取る評論家のねた本、実は彼らは何も知らない。
URLリンク(www.foreignaffairsj.co.jp)
836:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 22:54:11 0LJgw6Z9
前回のIMF統治で外資比率の上限を大幅に上げさせられたのだが、
次回のIMF統治では上限の全撤廃だろうなぁ。
これで完全にオモチャ国家だな。
837:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/10 23:10:24 jn6IGs26
>>836
>次回のIMF統治では上限の全撤廃だろうなぁ。
IMF主要国にとって国家経済存続の意義があるという前提がなくてはならない。
日米が韓国の存在を否定した場合、IMFによる緊急融資と債権放棄が
否定される可能性もある。
これは非常に政治的な問題になるのだが、現在の日米との関係を考えた場合
否定される可能性も捨てきれない現状がある。
IMFが援助を否定し、韓国側が、自ら中国への併合を求めるシナリオもすでにある。
838:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/10 23:14:37 DSeQMehn
>>837
確かIMFに一番金だしてるのがアメリカで、次が日本だから最低でも日米がOK出さなきゃ救済は不可能なんだろ?
正直もう中国に併合されてくれた方が100倍楽だよな。精神的にも経済的にも。
アメリカも中東でいろいろ忙しいから朝鮮半島になんか構ってる暇ねーだろ。
救ってやったところで感謝するどころか後々に謝罪と賠償を求められるんだろうしww
839:818
07/02/11 00:19:56 GhBQisEP
三つ子の赤字神様、経済神弟子見習い様、さらに代表戸締役様まで
出てきていただいて感謝です。
とても勉強になりました。
個人的な質問でスレを汚してしまいすいませんでした。
840:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 05:40:26 lN3bum7l
>>825
まじで日本の金融界は強くなってほしいよ。
同族横並びの排他主義じゃなくて、いろんな人材をもっといれて活性化してほしいね。
金融理論や市場をアメリカなんか比べて見てると日本はお粗末過ぎる。
商品やデリバティブ市場をもっと活性化してほしいし、自由化してほしいね。
この分野は新しい経済付加価値の源泉にもなるからね。
ものだけ作っていればいい時代は終わったんだから。
841:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 07:35:46 eCXDFczw
>>837
可能性があることは否定しないが、それはかなり低いだろ。
IMF支援はあると思う。
ただ、相当酷い内容の支援条件になるだろうが。、
842:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/11 10:00:00 +t6+GqoP
>>840
>金融理論や市場をアメリカなんか比べて見てると日本はお粗末過ぎる。
>商品やデリバティブ市場をもっと活性化してほしいし、自由化してほしいね。
それは、逆説的な三つ子の赤字神様の指摘でもあるのだが、日本人の気質にも
直結する問題であると思う。
日本人は、リスクに高い投資を嫌い、低配当でも安定した投資のほうを選択する
傾向が、非常に強い。
つまり、金融商品としてハイリスクな商品を買う顧客層が少ないことにも帰属する。
例えば、、富裕層の間で決済性預金(無金利だがペイオフ対象外)に人気があるなど
銀行を貸金庫代わりとして使う顧客が非常に多いのも事実である。
ハイリスクな投資商品を買う顧客のニーズが低いことに帰属する問題であると思う。
だからこそ、外資系の銀行制度と日本の従来からの銀行制度の並存しかない。
先日、アメリカ最大級のアマランスというヘッジファンドが破綻しました。
それにより、シティ、GSは非常に大きな損失を出しました。
URLリンク(plaza.rakuten.co.jp)
これが金融業界の正常な姿とは、私には思えません。
昨日のG7においても、否定的意見が多くを占めるようです。
URLリンク(www.business-i.jp)
>>841
確かに、IMFが支援する可能性のほうが高い。
ただし、どのような条件を突きつけ、それを韓国側が飲めるかにかかっていると思う。
通常、IMFは国家が保有する対外資産、鉱山や資源などを管理下に置きます。
韓国の場合、鉱物資源などが少ないという問題があります。
そうなると、預金封鎖などが含まれるおそれがあります。
どちらにしても、政権の維持はまずできないかと思います。
843:三つ子の赤字神 ◆6wGuiPY64Y
07/02/11 10:31:44 lJnEYjNs
いつの間にか、凄いスレ違いな良スレにw
>842
日本の銀行は預金者からお金を集めて、きちんと管理する(所謂リテール)の所は
良いんですけどね。殆どミスしないし。
中国は勿論、アメリカとかでも自分の口座から勝手に金が動いたり(故意ではなく、
ミスで)しますからね~。
リテール部門は日本人が、運用は欧米人が、と、お互いに得意なところに特化でき
ればいいんですが。
>841
前回のIMF危機の時は、IMFは全く韓国を信じておらず、ちょうど大統領選挙の時だ
ったんだけど、金大中ら三人の候補に、IMF管理下できちんとIMFに従います、という
誓約書を書かせて、漸く融資が実現したんですよね。
今回は、どうでしょうか。戸締役様のレスの通り、担保が無さ過ぎですね、政府、家計、
企業の赤字が史上最高の状況では。
844:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 10:37:36 8omLC1B9
遅レス、ガイシュツだっらたスマソ
>>244
>見識ある有名経済学者が見た韓国経済の底力は日本を上回るそうです
>寧ろ大韓国の経済力が新しい段階へ踏み出したと見るべきですね
>当然南北鮮鮮統一が破壊的パワーを秘めた世界的な経済強国となる日も近いでしょうね
>大統一朝鮮が怒れば崩壊するのはアメリカの属国に過ぎない小日本ですよw
見 経 た
ろ の 済 し
南 鮮 が 壊
朝 崩
845:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 10:38:23 jKiVhio1
ここで新規ネタを投下。
【韓国の短期外債1000億ドル突破…過去最高】
海外に返済しなければならない外債のうち満期1年以内の短期外債が1000億ドル(約11兆8000億円)を突破し、史上最高額を更新した。
韓国の短期外債は1997年の通貨危機当時の805億ドル(約9兆4990億円)から2001年末の403億ドル(約4兆7554億円)まで減少したものの、02年以降は毎年増加し、現政権の発足以降も倍以上に膨れ上がった。
財政経済部は22日、「今年第3四半期の短期外債の規模は1080億ドル(約12兆7440億円)で、昨年末の659億ドル(約7兆7762億円)に比べ65%(421億ドル=約4兆9678億円)増えた」と明らかにした。
また、対外債務の合計(短期と長期を合わせたもの)も97年9月の1774億ドル(約20兆9332億円)から01年末には1287億ドル(約15兆1866億円)まで急減したものの、再び増加に転じ、今年第3四半期には2494億ドル(約29兆4292億円)を記録、史上最高額を更新した。
対外債務の合計に占める短期外債の割合は1997年の45.4%から2001年の31.3%まで一時低下したものの、昨年は34.7%を記録、今年第3四半期には43.3%まで急増している。
チョン・へジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
URLリンク(japanese.chosun.com)
短期外債が4割超えてるって終わってますね。
846:三つ子の赤字神 ◆6wGuiPY64Y
07/02/11 10:45:36 lJnEYjNs
>845
Y!掲示板で拾った、なかなか唸らせる経済破綻の理論。
外貨準備高<外国人保有株券と債券高+短期外貨建融資高+6ヶ月分輸入高
になると、経済破綻(通貨破綻)が起きるというものです。
1月末の韓国の外貨準備高2402億ドル
短期外債1000億ドル
月の輸入(平均で)約250億ドル x 6だと1500億ドル
この時点で、既に危険ラインを越えちゃいますw
幸運(?)な事に、外国人保有株券・債券高は、昨年もの凄い勢いで縮小しましたがw
現状で既に破綻ラインを突破し、しかも経常赤字が常態化しそうな韓国。
断言しますが、韓国経済は今年一杯は保ちません。
847:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 10:48:00 gWDiMYPu
金融については、国家に外交力と軍事力がないとどうしても後手を引くんじゃないの
デリバティブと言っても自分たちの手慣れたルールを外交力で押し付けられりゃ、そのルールになれていない国の金融機関はそりゃかなわんだろ
848:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 11:44:59 HGGoqNyf
>>846
とどのつまり、韓国は既にテンパイ状態だって事ね
849:新入り ◆XR2r4WF7Gw
07/02/11 11:48:11 24MLOk0r
>>846
韓国旅行者に外貨持ち出し制限がかかればリーチ
とたんにウォン暴落で一発
外貨危機で輸入が止まりドラ3
日本アメリカに泣きついて断られ裏ドラ・・・
というかさ、普通は対策立てるよな。
850:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 11:51:36 n50mGJ1M
前回のIMFがたしか1997年だったと思うが。
2007年の今年は10年目、よくチョンが10年後に
追いつく追い越すなんてかましてるけど、IMFスペシャル
プランに関しては追いつくどころか独走状態じゃないか?
851:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 12:14:26 IcDVhviz
>>846
>現状で既に破綻ラインを突破し、しかも経常赤字が常態化しそうな韓国。
>断言しますが、韓国経済は今年一杯は保ちません。
うふふふふ・・・三つ子の赤字神様の御墨付。楽しくなりそうだw
852:八八空域防衛空軍 ◆JASDFI21fY
07/02/11 12:56:46 gbRm4I6p
>>851
経済崩壊するのは確定路線だろうけど、
個人的興味は、どういう形で白旗を揚げるか、いつ揚げるか、辺りだなぁ。
853:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 13:05:17 lN3bum7l
>>842
>金融商品としてハイリスクな商品を買う顧客層が少ないこと
うーんそれは物事の一面しか見てないんだなぁ。
商品してはもうCMEやらSIMEXで提供されているので、日本人でも買おうと思えば今でも買える。
リスクというのは経済の自由化・資源の希少化・などなどで増大することはあっても避けることはできないものです。
デリバティブが最初のシカゴの穀物市場で生まれた背景を見てもらえばわかるが、あれはリスクを分散するためのInstrumentsなんですよ。
そういうソフト開発・運営力はOS戦争に限らず、多分に日本は弱い。
だがそれでいいのかというと、もう単純にものを設計・生産するだけの仕事では他の地域の人間ができる状態になっていて、
日本がこれからさらに成長をしてゆく気があるのであれば、こういったソフト開発・運営力を高めて差別化を図らないといけないんです。
世界市場ではアメリカ・欧州の独壇場でしょうが、アジアの金融はまだはっきり言って洗練されていない。
このアジアの市場でリスクを手のひらで転がして稼げる業界になってほしいわけです。
単にハイリスク・ハイリターンを追及するヘッジファンドになれと言っている訳でなく、
リスクの最適配分で経済的効率性を更にもたらして経済のパイを拡大することができるスキーム開発力で優位に立つわけです。
ただ、そのリスクを分散するための商品を開発して販売する能力が今の日本の金融には無いんです。
MBSとか日本にはないのを見ればわかるように、金融行動の選択に対する選択肢の幅が無いんですね。
これは本来は官民で戦略的にやるべきことなんでしょうが、アメリカに押さえつけられているのかw、
はたまた政治家・財界人が現代経済学をまったく理解してないのかわかりませんが、
偏見と深い理解が得られていない状態ですね。
854:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 13:12:39 G4D7+vzH
>>853
出自がどうであれ、現状はリスクヘッジからハイリターンに
金融商品開発の主眼が変化しているのではないでしょうか?
855:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 13:19:49 lN3bum7l
>>843
純粋なリテはIT革命のせいではっきり言って儲からない。
(うーん、ちょっと語弊があるかな。やり方変えれば儲かるようになってきたというべきかな。)
現に、支店統廃合・ATMの増加・インターネットバンキングは中抜き現象の最たるものです。
リテは装置産業化が進んでいて、人間は要らない業務になりつつあります。
雇用の需要源として産業を見たときに、人間を食わせるにはどうすればよいかも考えないとです。
856:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 13:30:07 lN3bum7l
>>854
開発自体はハイリターン志向になってるとは思いませんよ。
仮にハイリスク・ハイリターンな商品でも、それは投資選択が1つ増えるということで、経済的利便性はよくなります。
あとは使う方の能力次第です。
ヘッジファンドは規制がゆるいのもあいまって、デリバティブで人がとりたがらないリスクを引き受けてますが、
あれは保険の再保険の人たちと同じようなもので、そういう引き受け手は必要です。
別に日本人でリスクはいらないリターンもいらないということであれば、海外に方に引き受けてもらえばよいだけです。
(実際保険はそうなってますよね?w)
はさみは危ないから禁止すべきだという以前に、正しくはさみを使う知識をもっと日本人も学ぶべきではないでしょうか?
知恵が無いなら使わせない、知恵は付けさせないというのは、官僚的な社会主義的な発想だともいます。
857:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 13:34:47 lN3bum7l
もちろんEBとか、嵌め込み目的で作ってるだろ、おまえ!みたいなものもありますが、
それは一般消費でも同じ。バイヤーは厳しい目で商品と価格とリスクを見極めて買っていますよね。
日本人に知恵がないのをいいことに放置している現状があれです。
悔しかったらくそ商品を駆逐できるだけの知識を身につけて、市場を健全化すべきです。
858:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/11 15:00:51 +t6+GqoP
>>853
>854さんがすべて語っているが デリバティフそのものは、リスクヘッジの
ひとつの形として生まれたものであることは理解している。
そしてその商品構成がハイリスクなものから、リスクの少ないものまで
いろいろな形態の商品があることも理解している。
>これは本来は官民で戦略的にやるべきことなんでしょうが、アメリカに押さえつけられているのかw、
>はたまた政治家・財界人が現代経済学をまったく理解してないのかわかりませんが、
>偏見と深い理解が得られていない状態ですね。
従来の日本の銀行を利用している顧客の多くはそのような商品を販売することを望んでいないことに
ついて述べているだけであって、すでにハイリスク、ハイリターンを主眼とした商品でもよい顧客は
外国銀行のPBやファンドなどにすでに移行している。
つまり、この分野を日本の銀行が進出しても、すでに顧客が少なく、それを取り込めるだけの客層や
規模のメリットを享受できない状態である。
学問としても、金融工学分野において日本は非常に出遅れており、それを教えられる大学や
研究機関は皆無に等しい。日本人にも研究者がいるがほとんど外国の大学に流出してしまっている。
私は、派生金融商品そのものを否定しているわけではなく、そこに日本の金融機関が進出して
世界と競争し勝ち残って行くことはは、不可能であろうと考えている。
また、多くの商品を購入する側である消費者にも、それだけを理解できるだけの知識がない。
海外と違い、多くの消費者が銀行など金融機関を絶対安全な政府の出先機関みたいに
捉えている現実がある以上、日本の銀行はそのような商品を販売すらできない状態だと思う。
また、金融分野はユダヤ人の民族産業であり、他民族の成功を許す地盤ではない。
859:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 15:26:02 lN3bum7l
>>858
>また、金融分野はユダヤ人の民族産業であり、他民族の成功を許す地盤ではない。
まあ、蹂躙されっぱーでいいならそれもいいけどねw。
べつに世界一の金融になる必要は無いんだよ。
あまりにも、今がgdgdなので少しでもいい方向に行ってみては?といってるだけ。
860:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 15:30:43 lN3bum7l
>>859
>日本の銀行はそのような商品を販売すらできない状態だと思う。
ああ、あとこれはちょっと違うよ。
最近仕組み預金売り始めてるところもちらほら出てきてるからね。
(買ってる方がわかって買っているかは別としてw)
あまりに低金利で利ざやが稼げない現状で、
金融機関にはハイリスクな商品を一般消費者に売りつけたい動機が十二分にあると思うよ。
折りしも団塊大量退職で無知な個人が大金を手にし始める頃合だしね。
まあそういうのだけでなく資金需給の利便性があがるような活動もやって欲しいんだけどね。
861:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 15:39:47 lN3bum7l
>>858
レスが切れ切れになってしまって恐縮ではあるんだけど、
単に最終販売の話じゃなくって、マーケットの部分にもっと力を入れて欲しいんだよ。
引き受けと流通市場の部分ね。
>学問としても、金融工学分野において日本は非常に出遅れており、それを教えられる大学や
>研究機関は皆無に等しい。日本人にも研究者がいるがほとんど外国の大学に流出してしまっている。
だからさぁ、なんでこんなことが起きてしまってるの?って話じゃない?
青色発光ダイオードと同じ構図がそこにはあるんじゃないの?
862:三つ子の赤字神 ◆6wGuiPY64Y
07/02/11 16:40:41 lJnEYjNs
>861
青色ダイオードはまあ、一会社と一個人の問題だから。
「金融業についています」と言われて、胡散臭く感じてしまう日本がマジョリティである
状況では、ホールセルの部分で日本の金融企業が成功していく、というのもなかなか
すぐには難しいと思います。
それで最初の方の話に戻りますが、三角合併でも何でも良いから、一つ都市銀が外資
過半の状況になり、日本の民族銀行と競合するような状況になり、民族銀行が生き残り
の為にノウハウを奪い始めるような状況にならないと、日本の金融の競争力は上がらな
いと思う。
個人的にはリテールは民族銀行、ホールセルは(少なくとも経営者は)外資、といった
感じで、最も資産効率の高い棲み分けをして欲しいんだけどね。
863:経済神弟子見習い
07/02/11 17:05:28 1S+H7wCv
( ゚д゚)ポカーン
これはまた……1日見なかっただけで、すごい情報と知識の集まるスレでつねw
なんだかスッカリ、浦島タンな気分ですお。これから、相棒のグーグルと、師匠たちのレスを
一つ一つ読解していきますお。ROMっていても、見習いはきちんと読んでいるので、
皆さん容赦なく、高度な分析と知識を御披露キボン。
>>833 >>835
遅レス失礼しますた。
公正取引委員会と独占禁止法の問題については、経済産業省や
日本経団連の思惑なんかも複雑に絡み合っているようですね。↓
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
ご紹介頂いたサイトについては、俗に「知識人」とか「政策通」と言われている人々が、
普段 どういったサイトを読んでいるか、というような「知の源泉を探る」意味でも
とても興味深いのですが、まだ俺には、内容が高度すぎて、身の丈に合っていないようです。
もう少し知識が増えて、記事の内容や分析の真偽が判断できるようになってから、チャレンジ
させて下さいw
864:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 17:21:10 lN3bum7l
>>862
青色はまあそうですね。
ただ、チャレンジする人間が外に逃げていっている今の構図は、日本にとって大きな損失になってると思います。
>日本の金融の競争力は上がらないと思う。
黒船が来ないとがんばらないのは国民性なんでしょうか?
それとも官製でわざとそうなってるんでしょうか?
世界初の先物とローソクチャートを生み出した国なのに残念至極ですね。
865:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 17:48:02 CJY69YCd
東亜日報韓国版から翻訳。
▼政府'海外投資活性化-外為自由化対策'相次ぐ警告声
急激な海外投資と海外借り入れを警告する声が高くなっている。経済研究所たちは政府が
最近発表した海外投資活性化及び外為自由化対策が辞書研究や備えが不足で資本市場に
大きな撹乱要因になることができるという報告書を出した。また銀行圏が海外でクルオだ使った
1年未満の短期借入金は不動産泡とウォン為替下落(韓国ウォンの価値上昇)をけしかけて経済
全般に悪影響を及ぼしているという分析も出ている。
●'双子赤字'状況に直面するかも
現代経済研究院は11日'海外投資活性化政策の問題点と補完課題'という報告書で政府が
推進する海外投資活性化政策で韓国が経常収支赤字と資本収支赤字が同時に現われる
'後進国型双子赤字'状況に直面することができると指摘した。
今年世界景気鈍化,サービス収支赤字拡大などで経常収支赤字可能性が高くなる状況から
海外投資まで拡がれば資本収支全部赤字に転換される可能性があるという分析だ。
現代研究員は"韓国は1990年代十分な検討なしに短期間に資本自由化を拡大してから短期
債務急増などで1997年外為危機にあった前例がある"と過去のつらい経験で教訓を捜さなければ
ならないと強調した。政府が海外投資政策の強弱と緩急を調節する一方監督を強化しなければ
危なくなることもできることを間接的に警告したわけだ。
つづく。
866:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 17:49:07 CJY69YCd
>>865つづき
●'偏重投資は危険'
国内投資者たちの海外ファンド投資対象国が中国などに偏重されていて危ないという指摘も
出た。韓国金融研究院は11日出した'最近海外ファンド投資の急増推移'報告書で"中国など特定
国家に集中された海外投資は投資対象国の政治経済状況によって国家危険に露出する恐れが
大きい"と警告した。資産の相当部分を投資した国で政変が起きるとか経済的な危機が生じれば
株価暴落で損失を被る可能性が高いということ。実際に国内投資者たちの好む中国は株高率が
2003年10.3%,2004年-15.4%,2005年-8.3%で急激な変動を見せた。
バックゼハ金融研究員先任研究委員は"短期受益率が高いと言って特定国家株式に偏重され
れば投資損失を見る可能性が高い"と"長期的な観点で危険を適切に分散する投資行動が必要だ"
と助言した。
●'短期債務も急増'
韓国銀行は去年国内銀行が海外で1年未満の短期に借りて来たお金は406億9580万ドルで2005年
(57億2800万ドル)の7.1倍で急増したと11日明らかにした。
銀行の海外短期借入金は無分別なクレジットカード濫発で内需泡があった2002年61億6150万ドルに
達した以後2003年にしばらく2億2570万ドルに急減してから,2004年40億7090万ドル,2005年57億2800万
ドルでまた増える成り行きだ。
特に銀行の短期借入金は企業と政府部門まで合した全体海外短期借入金422億2130万ドルの
96.4%を占めた。
専門家たちは銀行が海外から借りて来た短期借入金を住宅担保貸し出し財源などで使いながら不
動産価格急騰をあおいだことに分析した。また海外短期借入金が外国為替市場に解けながらウォン
為替下落(原画価値上昇)をけしかけたことで見られる。
ソース:URLリンク(www.excite.co.jp)
867:代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
07/02/11 17:51:01 +t6+GqoP
>>860
>最近仕組み預金売り始めてるところもちらほら出てきてるからね。
>(買ってる方がわかって買っているかは別としてw)
販売を開始しているのを理解はしているが、買う側だけでなく、売る側(国内金融機関)にも
基本的な説明責任を果たせる銀行員が非常に少ないのが現実です。
(私の取引銀行や担当者だけかもしれませんが)
>あまりに低金利で利ざやが稼げない現状で、
>金融機関にはハイリスクな商品を一般消費者に売りつけたい動機が十二分にあると思うよ。
>折りしも団塊大量退職で無知な個人が大金を手にし始める頃合だしね。
団塊世代の退職金を狙って、外資が政府にかなりの圧力をかけているのも理解しています。
また、国内金融機関や証券保険会社も手数料の高いハイリスク商品を扱いだしている。
大きな問題があるとするならば、消費者側に十分なリスクヘッジ意識がないことにある。
卑下するわけではないが、団塊世代のサラリーマンに資産の分散投資を認識している人は少ない。
現状なら、ハイリスク商品により得られる高配当より、失う金額のほうが大きいと思う。
程度にもよるが、最終的には社会保障の面で悪影響を与える可能性すらある。
金融関係者のスキルがもう少し上がらない限り、政府としては危険性のほうが高いとの
判断があると思う。
その根底には、訴訟国家であるアメリカと日本の根本的相違が内在するのだと思う。
根本的金融政策は、三つ子の赤字神様の>862のレスに賛同する。
868:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 17:51:04 CJY69YCd
>>865-866を投下したものですが、まるで東亜+をヲチして書いたような記事です。
ここではずいぶん前から指摘されていることですがね。
869:三つ子の赤字神 ◆6wGuiPY64Y
07/02/11 17:55:33 lJnEYjNs
>865
>後進国型双子赤字
あはは!韓国にしてはナイスなネーミング!
870:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
07/02/11 18:06:06 CJY69YCd
▼財政経済省次官補“高額紙幣発行前向き検討”(ハンギョレ新聞翻訳)
-高額券発行早ければ2009年にも可能
林栄禄財政経済部次官補は21日の定例ブリーフィングで高額券発行と関連して、"国会の
論議が急進展しているので前向きに検討している"と明らかにした。林次官補は引き続き"しかし
まだ最終的に国会立場が決まらなかった。国会立場が決まれば関係省庁及び機関との協議を
経て、政府の立場を調整して後続手続きを進行する"と言った。彼は"貨幤の図案や人物等を
決めるのに相当な意見収斂が必要だ"と前提して、国会で高額ウォン紙幣発行が決まっても
実際の発行まで2年~3年位の時間が必要となると予想した。同時に申し立てられているように
高額券がわいろや陰性的取り引き用で使われる副作用の素地があって、政府次元でこれを補う
ことができる装置も用意しなければならないと指摘した。
(中略)
来年のGDP成長率に関しては"最初は関係省庁及び機関が4.6%を予想したが、下方リスクが
最初憂慮したより緩和される。具体的予想値は来月4日発表される経済運用計画で発表する"
と言った。
ソース:URLリンク(www.excite.co.jp)