07/02/01 03:20:13
県と浙江省、固い結びつき
中国・杭州で経済交流会議
県・浙江省経済交流促進機構の経済交流会議が29日、中国杭州市の
浙江世界貿易センタービルで開かれた。同機構の県側主席代表を務める
県商工会議所連合会の江守幹男会頭らが、県内からの進出企業が抱えている
現地での人材の確保など、さまざまな課題の解決に向けて協力を求めた。
県からは江守会頭のほか、県産業労働部の須藤治部長、進出企業の
現地法人の関係者ら13人、浙江省側から同機構副主席代表で浙江省人民政府の
楼小東副秘書長ら7人が出席した。
県側が、現地での優秀な人材の確保やインフラ整備などを要請したのに対し、
中国側は国内企業も優秀な人材確保に困難な状況にあることを説明し、
体制整備を進めているがまだ時間がかかるなどと理解を求めた。須藤部長は、
県や日本国内で留学や在住経験がある中国人の人材受け入れなどを提案した。
また、インフラ整備に関連して、特に課題とされている電力の安定供給について
中国側は、供給体制の改善を進めていることを説明し、大規模な停電などで
進出企業が影響を受けることはない、と強調した。
◇「栄誉公民」の称号 県商議所連の江守幹男会頭
県商工会議所連合会の江守幹男会頭が29日、中国・浙江省人民政府から
「浙江省栄誉公民」の称号を受けた。県内で同省の「栄誉公民」を受けたのは、
栗田幸雄・前知事らに次いで4人目。伝達式は同日、現地で行われ、
鐘山副省長から証書を受け取った江守会頭は「私一人ではなく、
これまで交流に尽力されてきた方たちをはじめ、(本県)経済界を代表して
いただいたと思っている」と述べた。
江守会頭は1994年の県・浙江省経済交流促進機構の設立当初から、
福井商工会議所副会頭として、相互の経済交流促進に尽力するとともに、
当時、社長を務めていた日華化学(福井市)の現地合弁企業をいち早く
設立して県内企業の中国進出をリードしてきた。また「江守アジア
留学生育英基金」を創設し、浙江省をはじめとする中国から多数の
留学生を迎えるなど、若手技術者の育成に貢献していることも評価された。
(太田貢市)
ソース:中日新聞
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