07/01/31 12:11:22
韓国人向け九州観光ポータル(玄関)サイト「九州路(ろ)」を運営する
キューデンインフォコム(福岡市、QIC)は29日、韓国から同サイトを
使った九州での宿泊予約が、2006年度は前年同期の5.6倍に
急増していることを明らかにした。
韓国でも人気の由布院温泉(大分県由布市)の宿泊情報を増やし、
韓国旅行社との提携を拡大したことが奏功し、本年度は年間5000泊の
予約成約を果たせる見通しだ。
「九州路」は、九州への個人客対策として、QICが韓国企業と企画し、韓国語だけの
九州観光情報サイトとして04年12月にスタート。韓国から九州の温泉旅館などの
宿泊予約が可能で、予約が成立すればQIC側に手数料が入る仕組み。
06年度は昨年4月から今年1月までの宿泊申し込みが6250件で前年同期の
5.2倍、予約の成約が約2700件で同5.6倍。年末年始の1カ月間の予約成約は
953件で、前年同期の7倍に達した。
「九州路」は当初、九州側で対応可能な宿泊施設が少ないうえ、
韓国内での知名度も低く苦戦した。
しかし、韓国人にも人気の由布院温泉を中心に、宿泊予約が可能な九州の
旅館・ホテルを225軒に拡大。提携先の韓国旅行代理店も50社に増やし、
韓国での知名度も向上。さらに、需要予測に応じた旅館の事前仮予約の
拡大で、満室による予約不成立を減らし、実績が向上してきた。
最近では、業界視察やゴルフツアーなど団体客の申し込みも増加。
掲示板機能の付加などサイトの充実も図っており、QICは「07年度は
1万5000泊の予約成立を目指す」と意気込んでいる。
ソース(西日本新聞):
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)