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【コラム】進歩派ですらいまだに囚われる「親の因果が子に報い」的思考=黒田勝弘[01/30] - 暇つぶし2ch1:猫の手βφ ★
07/01/31 02:59:36
進歩派ですらいまだに囚われる「親の因果が子に報い」的思考=黒田勝弘

昨年末の韓国のある新聞に、盧武鉉大統領の下で弘報首席秘書官(大統領スポークスマン、
いやスポークスウーマン)を務めた女性の趙己淑・前梨花女子大教授が、
床に頭をこすりつけて謝っている写真が出ていた。何事かと思いきや、開化期の19世紀末、
韓国(朝鮮)で起きた“東学農民戦争(東学党の乱)”の当時、高官の職にあって
彼女の先祖が農民たちを搾取しいじめたということで、その“罪”を、地元の農民たちに
謝罪しているシーンだった。

100年以上前の先祖のことを、その子孫が「すみませんでした」と謝り、それを
マスコミがユーモアではなく大真面目に伝えているのだ。韓国では「親の因果が子に報い」
が生きているのだ。これが韓国人の歴史観である。

僕は趙己淑氏とは個人的にこんなことがあった。彼女が梨花女子大教授だったころ、
さる大学の「言論大学院」でのマスコミ関係セミナーで一緒になった。そのころ彼女は
「朝鮮日報不買運動」なる市民運動をやっていた。この運動は、保守勢力の代弁紙で
北朝鮮批判の先頭に立ち、盧政権と激しく対立している朝鮮日報に対する左派や
親北サイドからの非難キャンペーンである。

朝鮮日報に対しては、北朝鮮当局は「爆破すべし!」などと公然とテロを扇動している。
その結果、朝鮮日報へのデモや投石のほか、最近でも社長が乗った車が何者かに襲われる
といった事件が起きているほどだ。

大学のセミナーでも、彼女をはじめほとんどが“朝鮮日報批判”を展開していた。
そこで僕は彼女らの朝鮮日報叩きを批判して厳しく対立した。その時の僕の主張はこうだった。
そもそも(政府の影響が強い)KBSやMBCなど公共放送が、メディア批評番組で
特定の新聞(朝鮮日報)に対し非難キャンペーンを展開するなどということは、
よその国ではありえない、そんなキャンペーンと一緒になった盧武鉉政権下の
“朝鮮日報叩き市民運動”なるものは後世、韓国言論史の汚点として記録されるだろう……。

それから間もなくして、趙氏は政権にスカウトされ、メディア担当の総責任者になった。
特定の新聞に対する“不買市民運動”をやっていた人物を、政府のマスコミ担当要職
(大臣級)に起用するあたり、盧政権は実に大胆不敵だ。

ところが趙氏に対してはその後、朝鮮日報系の『月刊朝鮮』(2005年10月号)が、
彼女の曾祖父(ひいじいさん)は大規模な農民反乱(日本風にいえば百姓一揆?)だった
「東学農民戦争」当時、地元の全羅道で農民いじめで知られた“悪代官”だったと暴露した。
彼女は朝鮮日報に報復されたのだ。

彼女は昨年初め、在任一年で官職は辞めている。そして最近、地元を訪れ「東学党の乱」の
関係者の子孫たちに会い、「これまで家系を隠していたのは申し訳ない」といい、ひいじいさんの
罪と子孫として自らの姿勢を謝ったというのである。

>>2-5 あたりに続く。

ソース:Yahoo!みんなの政治
URLリンク(seiji.yahoo.co.jp)


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