07/01/29 08:57:48
朝鮮人強制連行の歴史を学ぼうと、主に教員でつくる韓国・釜山市の市民団体が
27日、筑豊地区にある朝鮮人墓地や追悼施設を訪れた。
一行は、「海外同朋民族文化・教育ネットワーク」のメンバー約30人で、25日来日した。
この日は、炭鉱の歴史を紹介する田川市石炭・歴史博物館や、過酷な炭鉱労働などで
亡くなった朝鮮人労働者を埋葬した「日向墓地」(添田町)、朝鮮半島から徴用されて
亡くなった犠牲者の遺骨を納めた追悼施設「無窮花(ムグンファ)堂」(飯塚市庄司)などを訪れた。
無窮花堂では、朝鮮半島出身者の追悼や遺骨返還に取り組む地元団体
「無窮花の会」のハイ来善(ペレソン)理事長から、追悼施設建立の経緯に
ついて説明を受け、堂内を見学した。最後に朝鮮民謡「アリラン」を合唱し、
手を合わせた。
釜山の中学校で歴史を教えている金ミン貞(キムミンジュン)さんは見学を終え、
「胸が痛かった。教科書で学ぶよりもずっと勉強になった。この体験を自分の
生徒にも伝えたい」と話した。
ソース(西日本新聞):
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