07/01/28 03:14:54
■マカオの北朝鮮口座1300万ドル、米が凍結解除検討
【ワシントン=坂元隆】北京で30日から始まる米朝金融専門家会合に合わせ、米政府が
北朝鮮に対する金融制裁措置を緩和し、マカオの金融機関「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」
で凍結されている北朝鮮の資金約2400万ドル(約29億1800万円)のうち1300万ドル
(約15億8000万円)の凍結解除を検討していることがわかった。
米朝関係に詳しい米議会筋が26日、明らかにした。
米政府は金融制裁問題の解決を図り、2月の第2週に再開する見通しの6か国協議で、
北朝鮮の核放棄に向けた交渉を進展させたい考えだ。
米国は2005年9月に北朝鮮の資金洗浄にかかわったとしてBDAと米金融機関の取引
停止を促す措置を発動した。だが、北朝鮮は資金洗浄の疑いを否定し、金融制裁問題が
解決しない限り、核問題での議論を拒否する姿勢を示し、昨年12月に約1年1か月ぶりに
再開した6か国協議も不調に終わった。
このため、同筋によると、事態を打開し、核交渉で具体的成果を上げたい国務省が、
凍結解除に慎重な財務省を説き伏せ、BDAの北朝鮮関連口座にある資金のうち資金洗浄に
かかわっていないとみられる1300万ドルの凍結解除を検討することを了承させたという。
ただ、再開する6か国協議で、北朝鮮が米国が求める寧辺の核施設の凍結など核放棄に
向けた措置に同意するかどうかが不透明なうえ、金融専門家会合で北朝鮮が不法行為の
中止要請に、どのように応じるかも分からず、米国は北朝鮮の態度を慎重に見極めたうえで、
金融制裁措置の緩和に踏み切るとみられる。
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(2007年1月28日3時0分 読売新聞)