07/01/26 20:47:56
アジア地域の民主的海洋国家を代表する日本とインド、海洋安全保障上の要・台湾の
国防相経験者らが参加した「日印台海洋安全保障シンポジウム」(NPO法人岡崎研究所主催、
産経新聞社後援)が26日、都内で開かれた。シンポジウムは3つのセッションと
パネルディスカッション、昼食会で構成され、国会議員や元政府高官、元将官らが活発に
議論した。
司会の金田秀昭元海将(岡崎研理事)は「安全保障上重要な日印台の関係者による議論は
非常に意義深い」と挨拶(あいさつ)。インドのジョージ・フェルナンデス元国防相は
中国の軍拡に懸念を示す一方、マラッカ海峡などでの海賊・テロ対策、大量破壊兵器
拡散阻止構想(PSI)での協力を訴えた。台湾の蔡明憲元国防部副部長(副国防相)は、
海上交通路としての台湾海峡の重さを強調、安全確保のため国際協力を呼びかけた。
自民党の石破茂元防衛庁長官は、日本の集団的自衛権行使解禁を主張、民主党の
長島昭久政調副会長はアジアにおける「海洋国家連合」創設を提言した。
産経新聞 URLリンク(www.sankei.co.jp)
特定非営利活動法人 岡崎研究所 URLリンク(www.okazaki-inst.jp)