【東京新聞】患者激増 売血政策の中国『エイズ村』ルポ [01/26]at NEWS4PLUS
【東京新聞】患者激増 売血政策の中国『エイズ村』ルポ [01/26] - 暇つぶし2ch2:鉄火巻φ ★
07/01/26 09:17:25
(>>1の続き)
 暖房のない自宅で作業用コートを着込んだ女性(43)が振り返る。「警察に見つかりたくない」
という本人の希望で、深夜に話を聞いた。当時の年収はたった五百元(約七千五百円)。「売血すれば
一度に五十元も手に入った。村のみんなが殺到した」

 九九年に夫がエイズで死亡した時、初めてエイズの存在を知った。同時に自分の感染も。「ショックで
立つことができず、一日中泣いた」。発熱や嘔吐(おうと)を繰り返し、死を覚悟した。

 現在は政府などから支給される月八十元(約千二百円)が生活の支え。薬は無料だが副作用がつらい。
多額の借金をして大学に通わせる娘は、差別を恐れて名前を変えさせた。

 「微熱が続くたびに発病したか不安になる。『お前はいつ死ぬか分からない』と、もう誰も金を貸して
くれない。私をこんなに苦しめる役人や企業の連中を許せない」

■追及恐れる地方、取材妨害
 村で取材していた時、砂ぼこりをあげて車が走ってきた。郷長(村長)が警察官を連れて現れ、「取材の
許可を得ているのか? 車に乗れ」と要求した。「ことしから許可なしでも取材できるはずだ」。記者は
中国政府が配布した取材規定書を見せた。郷長は「それは北京五輪の取材に限った話だ」と言い張る。

 押し問答は一時間続いた。いつの間にか数人の男に取り囲まれた。郷長は携帯電話で上層部の指示を
仰ぎ、「事務所に来てくれ。書類を申請すれば取材を認める。だが私たちも同行する」。物腰は柔らかいが、譲る気配は全くない。結局、その場は取材を切り上げざるを得なくなった。

 村当局はその後、取材に応じた村民を取り調べ、二度と応じないよう警告した。「逮捕されるかも
しれない」と記者に助けを求める人もいた。

 中国外務省の担当者はこの件について「新しい取材規定が地方に浸透するには時間がかかる」
と釈明する。中央政府が情報公開や改善を進めても、責任追及を恐れる地方がそれを妨げる。中国が
抱える構造的問題がここでも浮かび上がった。
(>>3に続く)


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