07/01/25 15:32:53
上越市は25日、中国琿春市の職員、金峰さん(29)を研修生として迎え、
木浦正幸市長が同市役所で受け入れ書を交付した。金さんは1年間、
上越市で行政研修や日本語習得などに取り組む。
金さんは、琿春市で外資企業の進出、開発の審査業務に従事。
上越市の直江津港振興課などで、産業、港湾・物流対策を学ぶことになっている。
受け入れ書交付では、木浦市長が「(韓国浦項、琿春、上越)3市の友好交流、発展のため、
大事な役割として来ている」と激励。
金さんは「行政が企業のサポートをどのようにしているのか、知りたい」と強い決意を伝えた。
上越市は、1996年に浦項、琿春の両市と、3都市間で「国際経済・文化交流共同宣言」に調印。
友好親善と国際協力の推進を目的に、95年から研修生を受け入れている。
上越市はこれまで、琿春市から金さんを含め10人、浦項市からも6人を受け入れ、
逆に両市へは3人ずつを派遣している。
上越市が初めて受け入れた研修生が、日本での経験を生かし、副市長として活躍している人もいる。
新潟日報2007年1月25日
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