07/01/24 16:20:04
思いっきりベタな演出でブームを作った韓流映画。2005年というと、
『冬のソナタ』がNHK地上波で放映されて大ブームになった翌年であり、
日本における韓流ブームの頂点だったといえるが、それにしても3分の1とは
急激すぎる落ち込みである。単純に「みんなが飽きたのだ」と考えるのも正解だと思う。
冬ソナに始まる韓流映画を「いいよね、ヨンさま」とみんなが認知しあったときに、
私は「ベタ解禁」の世の中になったのだと見ている。
この「ベタ」、いうまでもなく洗練の先にあるからいいのである。旦那がかまってくれないから
「ヨンさま~~」と必死でおっかけをやる主婦にはなりたくないけど、「ヨンさま、いいじゃん。
ニッポンの男も、見習ってほしいよね」などといえる女であるのは大人の女。オヤジが素で
ちゃぶ台をひっくりかえしてもDV(ドメスティックバイオレンス)になりかねないが、映画や
小説で「オヤジってこうだったよね」「オヤジの理想形ってこうかもね」と示すのはあり。
キットカットを本気で買う受験生はヤバいけど、「ノリで買いました。でもちょっとは効き目が
あるかなって思って(笑)」などと買う受験生はいい感じ。
日本のマーケットは、考えつくされたベタに移行しているのではないか。韓流映画はベタ認知への
架け橋とはなったけれど、ベタなベタなので飽きられたのでは。
余談だが、韓国メディアは「韓流映画、海外で『寒流』」と報じているとか。これもまたベタな
オヤジギャグで、笑える。 【※文章一部略】
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