07/01/26 21:18:57 n3sQBXL0
まず、事故で犠牲になった方の冥福を祈りたい。日本人・韓国人に関わらず。
さて、映画だが。とにかく、宣伝部隊を含む制作関係者の人間たちの「意図」に、吐き気を催す。
実際に起こった事故、それも死者が出ている惨事を題材にするなら、それなりに「必要不可欠と
なること」があるはずだ。
その内容については、ここで大多数の方が述べておられるので割愛するが、「意図」が透けて
見えるだけに、腹立たしさが倍増する。
せめて、もう少しうまく作ればいいのに、と憐憫さえ覚える始末だ。
事実を知っていて「敢えて」こうした映画を作ったなら、腹の底から軽蔑する。
知らずに作ったのなら、ソフトに関わる人間として明らかに失格。
悪い意味で、それも深刻な現状として、いまの「日韓関係」が分かる映画という評価は
下せるだろうと思う。
韓国人青年の人柄が(良くも悪くも)際立つだけに、作品づくりの背景に横たわる
(としか考えられない)おぞましい悪意に、身震いのする思いだ。
まさに、日韓の現状。
日本人は、嘘をなにより嫌う。
「美化」するだけならまだしも、事実をひん曲げてまで「ある特定の思想」を押し付け
られるのは、もうたくさん。
日本国内の新聞社・テレビ局などにも言えることだが、こうした思いにかられる人が
増加する傾向は、今後、ますます強くなるだろう。
なにしろ、この映画を通じて、題材となっている事故の真実、にも関わらずイビツに
偏る背景にまで触れ、真実を知るであろう層が増えていくのだから!
そういう意味でのみ、意義のある作品。
「実在した」主人公への共感の涙が、ひとしきり湧き上がる怒りの後にしか滲まない
映画なんて、価値があるわけがない。