07/01/26 18:17:14 SSz3AL7e
一方、「山手線には絶対乗りたくない」と話す関根さんの姉山崎操さん
(57)は、今も悲しみが癒えない。
山手線の代わりに並行して走る埼京線などを利用。埼京線の電車が
新大久保駅に差しかかる際にはいつも、現場のホームと反対方向を向く
ようにしているという。
事故直後、マスコミなどの「大騒ぎ」を見て、母と二人で「できれば
そっとしてほしい」と思った。母は「(息子の)行動は当然のこと
だったのでは。運悪く命を落としてしまったけれど」と。新聞社が
読者から集めた見舞金を受け取ったが、全額の約五千万円を「社会福祉に
役立てたい」と関連団体や地元の横浜市緑区に寄付した。
持病で足が悪かった母は、事故後一度も新大久保駅を訪れないまま、
二〇〇五年十月に自宅で倒れて亡くなった。山崎さんも同駅に顕彰碑が
できて一度だけ訪れたが、足が震えてホームを歩けなかったという。
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