07/01/22 22:26:30
戦前の1934年に、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)でアシカ猟をした
島根県隠岐の島町蛸木の吉山武さん(95)が22日、島根県の竹島問題研究会の聞き取り調査に対し証言。
当時は漁師用の生活拠点が備わっていたことを明らかにした。
吉山さんは、アシカ猟が最盛期だった昭和初期に隠岐島から竹島へ渡った漁師の唯一の生存者。
アシカ猟の権利を持っていた「親方」の故・橋岡忠重さんに雇われ、
漁師8人で「5月から6月にかけての1カ月間、竹島に渡った」と述懐した。
当時の漁生活について、東西2つの島からなる竹島のうち、
「アシカ猟をしたのは西島。小屋があった東島で寝泊まりしていた」と説明。
隠岐島から竹島に渡った漁師用の生活拠点が備わっていたことを強調した。
一行には、アワビやワカメを採るために雇われた朝鮮半島の南部の済州島の海女4人も帯同したが、
「連れてきた韓国の船頭と話はしなかった」とし、当時の韓国人の竹島についての認識は「分からない」と答えた。
調査にあたったのは竹島問題研究会の杉原隆副座長ら3人。
杉原副座長は「竹島へ渡った漁師の名前も確認でき、島の様子も分かった。
今後の研究に役立つ」と述べた。調査内容は30日の研究会会合で報告する。
ソース 山陰中央新報
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