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【図】
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中国が今月12日午前(現地時間)、人工衛星破壊用の弾頭を搭載した中距離弾道ミサイルを打ち上げ、
地上約850キロから870キロの宇宙空間にあった自国の古い気象衛星を破壊する実験に成功したことが、
18日に確認された。
米国国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー報道官は18日、中国が衛星破壊兵器の実験を
行った事実を確認し、「中国がこのような兵器を開発し実験を行ったことは、民間宇宙開発分野における
米中両国の協力を目指す精神に反するものだ」と批判した、とAP通信が伝えた。
中国は今月12日、四川省の西昌宇宙センターからミサイルを発射し、1999年に打ち上げられ極軌道上
にあった中国の気象衛星「風雲1号C」(FY-1C)に衝突させ破壊した。「風雲1号C」は実験直後、遭難信
号を発すると共に米空軍のレーダーから消え、破片が散らばる様子が確認された。破壊された「風雲1号C」
は米国の偵察衛星などと同じ高度にあったため、米国は今回の実験に特に神経をとがらせている、とAP
通信は伝えた。また日本、オーストラリア、カナダなどもこの日の中国の衛星破壊実験を非難した。
これまでに弾道ミサイルやレーザービームなどを発射して人工衛星を破壊する実験に成功した国は、
米国とロシア(旧ソ連)しかなかった。旧ソ連は1968年から82年までに十数回の衛星破壊実験を行い、
また米国は75年から衛星破壊兵器の開発に着手し、85年から2年間に数回の衛星破壊実験を行い成功
している。
その後、米ソ・米ロ両国の衛星破壊実験はほとんど行われてこなかったが、今回中国が実験に成功し
たことで、再び米ロ両国を含めた宇宙空間での軍拡競争に火がつく可能性もある。
中国は今回、弾頭の搭載が可能なKT‐2ミサイルを使用したものとみられている。軍事専門家らはKT‐2
ミサイルについて、中国が衛星攻撃用に開発したミサイルだ、と主張している。
ナム・スンウ記者
ソース:朝鮮日報
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